見出し画像

プロ注目のスラッガー! 桐生第一の外野手・三塚琉生に9球団のスカウト陣が熱視線!

「プロアマ野球研究所」では、全国のドラフト候補の実力を分析して、最新情報を読者の方々にお届けしている。今回は、北関東でナンバーワンのスラッガーを取り上げる。

2022年7月25日 全国高校野球選手権群馬大会 準決勝
桐生第一7-10樹徳

三塚琉生(桐生第一) 3年 外野手 181㎝87kg 左投左打

画像1

昨日の記事で紹介した関東一の井坪陽生(3年・外野手)と並んで、関東の外野手で高い注目を集めているのが、桐生第一の三塚琉生だ。

初めてプレーを見たのは昨年夏の群馬大会で、この時は2番を任せられていたが、その強打は当時から目を見張るものがあった。昨年夏は、3試合で9打数5安打という成績を残している。新チームでも不動の中軸として活躍し、秋は関東大会出場に大きく貢献。春の県大会でも4試合で2本塁打を放っている。

 この日は、3番センターで出場すると、第1打席でレフト線に弾き返すツーベースを放つ。相手の樹徳のエース、亀井颯玖(3年)は群馬県内屈指の好投手で、打ったボールは追い込まれた後の141キロの外角いっぱいのストレートだったが、その勢いに負けることなくレフト線のフェアゾーンに鋭い当たりを放った。これは、ヘッドスピードの速さと技術力の高さを物語っている。

そして、この日のハイライトとなったのが、7回の第4打席だ。チームは4点を勝ち越されて苦しい状況となり、先頭打者として打席に入った三塚。今度は変化球をとらえて、センターバックスクリーンに飛び込むホームランを放って見せたのだ。

試合が行われた「上毛新聞敷島球場」のセンターまでの広さは122メートル。これを考えると、このホームランは、楽に125メートルは飛んでいる。

◆9球団のスカウトが視察…高い注目度

ここから先は

731字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?