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文章を書くことについて・後編

 前回の続きです。
 職業作家(専業)になるって難しい。
 昭和の大昔の媒体は紙媒体、映画、ラジオ、テレビでしたが、平成令和の現代はネットでのSNS、YouTubeなど動画サイト、noteなどのブログサイト、小説サイトなどもあります。
 これだけ媒体があって、そこに入るソフトが無数にあればひとつひとつの価値っていうのは自ずと落ちてくるんですよ。
 そこでベストセラーを売るっていうのは才能以外にも運っていう要素が入ってくると思うのです。かなり大きいんじゃないかな。時代と寝られるかという要素もありますね。
 例えば、今の時代に村上春樹が出てきたら・・・あまり売れないんじゃないかな。村上春樹のところを昭和のベストセラー作家に置き換えても同じではないかと。
 
 あくまでも趣味として何かの媒体に自分の文章を上げていくっていうことがいいし、気持ち的にも楽になる。それで食えるかどうかわからない。
 もう一度何か書いてみたいなぁ・・・っていうことで某カルチャーセンターの小説講座に行ったことがあるんですけど、かつて私がやっていたものと全然違います。言い方は悪いけどカルチャーセンターって趣味っていうスタンスなんですよね。私がやっていた仕事は、お金に直結するスキルだし、厳密には文章っていうのと違うけど、その時に一緒に学んでいた人達はもっと真剣で貪欲でした。
 小説を書くなら本をたくさん読んで感性を身につけるっていうのは重要です。メンタル的にも時間的にも余裕があった方がいい。だから趣味っていうスタンスがいいのかもなぁ。
 話が脱線するけど、文章を上手く書きたいなら質のいい短編小説集を読むといいです。「ちくま文学の森」とかね。そのカルチャーセンターでもある短編集をテキストに使っていました。
 親の具合が悪くなりコロナ禍もあって講座は挫折しちゃいましたが、私には向いていなかった・・・。あの雰囲気がちょっと苦手でした。あと、こういうこと言うのも良くないんですけど純文学至上主義?みたいのも苦手で(汗)
 私の主観ですが、文章の上手な作家って純文学じゃないところの人が多い気がします。下手すりゃTwitterのフォロワー1万超えで大喜利やってる人の方が某文学賞受賞者より上手いのではないかと思うこともありますし・・・それに今は才能のある人って漫画やゲームに行くことも多いのでは?
 
 ダメライターだった私には師匠がいて様々な教えを受けました。基本は「他人に作品を読んでもらって批評されること」「一度書き始めたら最後まで書き上げること」です。だから作品は必ず他人に読んでもらった方がいいです。手っ取り早く作品をネットに上げるのがいい。
 
私も昔は師匠や同期に散々こき下ろされましたよ。

 
お前、偉そうにいろんなこと言ってんじゃん。って思ったでしょ。
 自分でもなんだかわからなくなってきました。こんなこと書いて何になるんだっていうか・・・。
 っていうことで、皆さんは私のようなダメライターにならないでください。
 次回は、たいしてこのコラムが読まれてないのに、書き続けようと思ったキッカケを書きます。


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