焦燥

怖い

突然その感情に支配されて眠れなくなった。
最近、躁状態が続いている。なんだかずっと興奮していて、生きていることを実感する度に人生が全て面白いとすら思えるようになった。

しかし、ふと我に返るとなにかに急かされている気持ちになる。
私は一体何をしているのだろうか
焦る、ものすごく生き急いでいる。

あんなにも20歳になるのが嫌だったのにそうなった途端に全てを受け入れてしまった自分がいる。

お酒やシーシャを楽しむ自分がどうしても気持ち悪いはずなのにそれすらも面白いと思っている。

ついさっきまで馬鹿にしてたような人間に自分がなっている事実がすごく悔しい。

人生ネタなので

最近私がよく言う言葉だ。そんなこと１ミリも思っていない。私は全部真面目にやってきたはずだった。しかし、そう言わなければ生きて行けなくなった。それはすごく恥ずかしいことだと思う。

どうしてみんな何考えずに当たり前に笑えるのだろう、馬鹿な振りをすることがいちばん私にとって最適だ。それは誰かにとって、いや私にとっては最適であり、最悪なことでもある。

今の私をあの頃の私が見たらどう思うだろう、きっとショックでそれこそ死にたくなってしまうのだろうか。

私じゃない何かを見つめては近寄ってくる人達。
私自身を見つめてくれた人なんて本当は一人もいなかったのではないか、そう思えば思うほど苦しくなってしまう。

だからこそ私は馬鹿な振りをする。馬鹿な女のフリが一番敵を作らないし、勘違いさせることによって私は私を守ることが出来る。

今日も私はきっと眠れないだろう、夜だけが私の味方だ。それはきっとあなたも。