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カラフルスクリーム全国7都市ツアー初日大阪公演、RYUTist season3 LAST TOUR大阪公演ほか(ライブレポ2023年3月11日)

2023年3月11日(土)のライブレポートです。


まずは梅田アムホール。


WONDER IDOL
梅田amhall

naniyori さん主催対バン。


・コドモシンカ
衣装がシックな坂道風に。みんな可愛い。
曲が強くて初見でも踊れる。



・すーぱーぷーばぁー‼︎
あかねんセトリ画像。

MCで主催のnaniyoriさんに触れたり、イベントタイトルをいじったり。
この後のカラスク全国ツアーのこともしっかり宣伝。ライブ中のMCとしては100点。
ライブもあちあちでした!



・NEOBREAK
曲が好きー!めっちゃ楽しい!



・グットクルー
4人体制では初見。サポートっぽかった新メンバー2人の歌割りも増えて馴染んでいた印象。
アイドルっぽいノリじゃないけど踊れて楽しい!



・リムミル
お客さんの熱量がグッと上がった感じ。強いわー!


トリのカラスクまで見たかったけど離脱。チケット買った時はいけると思ってたけど、食事や移動の時間考えてなかったw

ホテルに荷物置いてから梅田スカイビルに移動。地下の滝見小路でお昼ごはん。
意外と空いてて快適。穴場かも。


梅田シャングリラにて

RYUTist season 3 last tour 会いに行きます
梅田シャングリラ

新潟の至宝、ローカルアイドルの星、RYUTist 。

なかなか見る機会がないのですが、昨年12月に続いて短いスパンでのワンマンツアー。

めちゃくちゃ有難いのですが、今回はラストツアーとある通り、メンバーの 佐藤乃々子 さんが卒業するとのことで、「会いに来て」くれたもの。ちょっと複雑。

ののこさん の体調不良が続いていたのでそれもあるのかも知れませんが、初期メンバーとしてデビューしてから12年も続けているので、やり切っての卒業でしょう。素晴らしい。

昨年のツアーでは、アルバム「en」の曲を中心にしていて、尖った曲も多くて張り詰めた雰囲気がありましたが。
今回は集大成って感じ。ポップな曲もたっぷりで、そこにenの曲が混じるとどちらの曲も良さが引き立ってました。

相変わらず歌が上手い!コーラスワークが半端ない!さらっとやってるけど、練習量ものすごいんだろうなあ。

いくらでもアーティスト寄りにできるのに、アイドルらしさを無くさないのも素敵。

撮影タイムもありました。
たのしそう!

ステージは完璧なのに、MCがゆる〜くて素朴なのも面白い。Negiccoさんを思い出しました。

たっぷり曲やってくれて、アンコールでは3曲用意した中から一曲だけ…のはずか、リクエストに応えて3曲ともやってくれました。嬉しい!

この4人を生で見れるのは、僕はこれが最後。素晴らしいライブでした。

ののこさん卒業は寂しいですが、新体制でもきっと大丈夫。そう思わせてくれた、良いステージでした。


後日、ツイッターなどで大阪観光を満喫されてるメンバーの様子が。
かなりゆったりした日程だったようなので、ののこさんの体調に気を遣ったうえで、卒業旅行も兼ねていたのかも。こういうのいいなあ。


終演後急いで移動。梅田アムホール。


カラフルスクリーム 全国7都市ツアー
カラフルスプリングツアー2023 〜全国彩り計画〜
梅田amhall

開場30分前くらいにアムホ下に到着。

すでに結構な人。アムホールでは対バン形式のライブが多いので、開場時からこれだけ集まっているのは滅多にない。
期待感が伝わってきて、ワクワクしてきます。祭りだ!

RYUTist の楽曲派の極みのようなライブの余韻で放心状態だったのですが、熱気に当てられて気持ちが高まってきました。


開場10分前から待機列形成。
イベントスタッフさんを準備してくれたようで、張り付きで入場整理してくれました。

おかげでスムーズに入場。券種で入場順が違ったりややこしかったので心配していましたが、ほぼ定刻通りにスタートできそう。入場特典やスタンプカードなどの配布もスタッフさん配置してて滞留もなし。ありがたい。

毎回とは言いませんが、混雑が予想される場合はしっかり準備して対応してもらえると、ストレスが少なくて次の大きな公演にも行こうって気になります。


会場内の下手には女性・ファミリーエリアを設置。
後方のPA席の横あたりに、撮影可能エリア。

開演前には、最後方バーカン前までお客さんでパンパン!開演待ちのお客さんのテンションも高いです。


まずはオープニングアクトとして、同じ事務所の すーぱーぷーばぁー‼︎ が登場。


・すーぱーぷーばぁー‼︎
あかねんセトリ画像。

開幕 パーリーLOVE に大歓声!MIXやコールも入りまくり!
OAにしては長めの20分枠に、これでもかって勝負曲つめこんだ渾身のステージ。
カラスクのツアーを楽しみにしていた人に受け入れられるか心配でしたが、会場はお祭りムードで大盛り上がり!すぷばメンバーの熱量が伝わって、歓迎されていたようです。
会場を温めるという意味ではやり過ぎなくらいやり切りました。

やっぱり一緒に盛り上がってくれる人が増えれば増えるほど盛り上がるし楽しくなるんですよ、すぷば のライブ。だんだん本領発揮できる機会が増えてきました!楽しかった!

「まずいなー、すぷば でこんだけ盛り上がっちゃったら本編のカラスクが喰われちゃうかもなー」などど思っておりましたが。


いやとんでもなかったよカラフルスクリーム。格が違う。真正面から完成度で勝負したらまだまだ敵わない。基礎スキル上げるのはもちろんだけど、すぷば ならではの武器も磨かなきゃ戦えそうに無い。
身近にこんな凄い目標があって幸せだなあ、すーぱーぷーばぁー‼︎サンチーム。おらワクワクしてきたぞ。



ステージ横の壁際スクリーンにお馴染みLovelys八木さん製作のオープニング映像が映しだされて、いよいよ本編スタート!


・カラフルスクリーム
ナコチャーーンセトリ画像。
前半戦。

my color スタート!意表を突かれたけど確かに彩り繋がりだ。大好きな曲に高まりつつ。
新衣装が可愛い!あれ、いつも以上にコールが凄い。会場の熱量すご!

と情報過多でわたわたしてるうちに一気にカラスクの世界に引き込まれました。

新衣装、今回も なこちゃん デザインで細かいところに色々こだわり が。

春らしい爽やかなデニム風を基調に、ペイズリーのスカーフを縫い込んだりメンバーカラーに合わせてグラデーションつけてたり。統一感あるのに個性もしっかり。シックなのに華やか。過去イチ好きな衣装かも知れない。

MCを挟んで、新曲「彩りミュージアム」を披露。
カラスク得意のピアノロック。転調転調で演じる方は難しそうですが、曲自体はキャッチーで、なんとなく振りコピする分には分かりやすい。
でも、指先まで細かな振りがあったりして、実はかなり難度が高そう。

夢髄のピコピコアレンジバージョンからタオル曲のpassionと、盛り上がる曲続き。

ドリーとかくれんぼ では、今回のツアーのイメージキャラクターである ドリーくん(のパネル?)が登場。レインボーの傘を使ったダンスで、ドリーを隠したり隠れたり。なんていうか、この演出、カラスクに似合うなあ!鮮やかで楽しい!

アンスポイリットのアレンジバージョン、めちゃくちゃ良かった!ゆうかちゃんの切ない歌声もあって、歌い出しで泣きそうになってしまった。


ロッキンズッキン では、フラッグを使ったフリに。見た目にも楽しい!
けど、さすがにタオルやらフラッグやら毎回全部用意するのはしんどいかなー。
事前に、この日のライブはフラッグで会場埋め尽くしたいから持ってきて、とか告知があると面白いかも。元さくら学院父兄なのでフラッグは嫌いじゃないです。

後半戦!

ナコチャーーンセトリ画像。

ここから最終ブロックです、ってMCだったので、イノセントから始まったのはびっくり。ツアー最後の曲のイメージでした。

でも sing bird、きみと青空 がツアーならではの煌めき方でぐんぐんエモまってきて。
泣きそうになってきたところで、とことん楽しい ジェラシック(サプライズで恐竜パペットとでっかいエア恐竜も登場)、さらに無限イントロ アロハピースでコール&レスポンス 。歌って騒いで、たーのーしーーーい!

感情振り回されて変なテンションになったところで閃光days。
これがめちゃくちゃに格好良くて。すっかり風格ある曲に育ったなあ。最後の曲に相応しかったです。

アンコールのハッピーパッカー、Wアンコールの 幸せの見つけ方 も、ツアーだなあって感じで嬉しかった。


圧巻。すんばらしかったです。

個人的に、前回のツアー カラフル・ザ・ライド新規なので、思い入れのある あの時の7人体制でのツアーが最高だと思っていたのですが。

超えてきました。

前回はコール禁止、会場の収容上限もおそらく絞っていたと思うので、そういう状況変化も大きいですが。

歌やダンスなどライブ自体のクオリティも上がっているし、演出や構成などショーとしても各段にレベルアップしてる。

メンバーがアイデアを出し合っているみたいですが、ここまでちゃんと形にできるのが素晴らしい。
もちろん、やりたいことをやらせてくれる周りのサポートあってこそですが、衣装デザインといい、だんだん凄いクリエイティブな集団になってきましたカラスクサンチーム。

声出しにしても、コール解禁になってすぐはファンもあんまり声を出せてなかった。2年の空白があるんだから当然だけど。
それでも、ツアーに向けてメンバーがコール講座の動画を作ったり、メンバーごとのコールつくったり、色々努力してきたからこそ、当日あれだけ爆発したんだと思います。メンバーも凄いし、応えて熱量で返すファンも凄い。粋。


個々人のスキルアップについては、みなみちゃん加入が大きそう。
新メンバーですがキャリアは長く、誰が見ても飛び抜けたスキルの持ち主。激戦区東京でも活動していたのでプロ意識が高いように感じます。
カラスクの他のメンバーに良い刺激を与えている気がします。

みゆちゃんの急成長もすごいよなあ。アイドルを目指してダンスなどの練習はしていたようですが、カラスク(ぴゅあすく)が初めてのアイドル活動。学業との両立もあって色々苦労していたようですが、試行錯誤くりかえしてライブのたびによくなっていってました。向上心の塊なんで頑張りすぎが心配なくらい。
ツアーは初めてなので体力面とか心配してましたが、あとで特典会で聞くとアドレナリンが出ていたんで平気だったとか。若いって素晴らしい。

かれんちゃんも、学業に集中するためお休みしていましたが、復帰したばかりでここまでやれるのは凄い。
いきなり新曲3曲覚えて、ツアー用の演出も覚えて…凄すぎてちょっと信じられない。ほんとに復帰の前日くらいからレッスンに合流したらしくて、長時間レッスンとかで詰め込んだらしい。偉すぎて拝みたくなる。無理しないでねみんな。


カラスクのワンマンでは、アレンジバージョンをノンストップで繋げた メドレーコーナーが名物でしたが、今回は特に分けずにブロックの中に組み込まれていました。
これはこれで、文字通りセトリのアレンジになっていて良かった!
いつ来るか分からない分、意外性があって楽しめました。カラスクにとっては、アレンジバージョンも特別なことじゃなくなっているのかも。


前回の全国ツアー カラフル・ザ・ライド では、縦軸として 公演ごとに 寸劇というか、別人格設定のキャラクターの連続ドラマが展開されていました。
最初の頃は照れがあったりしてグダグダなこともありましたが、だんだんノリノリになってきて普段見れないメンバーの一面が見れたり、ユニットの名曲が生まれたり、とツアーを追いかけるモチベーションにもなっていました。

今回も何か縦軸となるものがあるのかと思っていました。ドリーくんの設定を絡めたストーリーとか。

でも今回は、奇をてらわずライブで勝負?
ツアーを全通したとしても、飽きずに楽しませるという自信があるってことでしょうか。

確かに、これだけ長尺のライブやっても、まだまだやれていない曲ばかり。
レインボーの傘やタオル、フラッグ、恐竜パペットなど、演出や小道具なども駆使してセトリを組めば、無限大のバリエーションでライブができそう。

そう、カラスクのツアーは、毎回セトリが違うんです!
これだけあれこれ演出して、さらにアレンジバージョンではフォーメーションなども違うし曲間の繋ぎも違う。
ツアー以外の通常のライブもある中、練習すること考えるとえげつない手間ですが、それでもカラスクは、やる。

楽しませようという、おもてなし精神が半端ない。
前回のツアーのテーマが、テーマパークに遊びにきたようなライブ、でしたが、今回もその精神を引き継いで、さらにライブに特化してブラッシュアップされている感じ。

そして恐ろしいのが、これがツアー初日ということ。ここから練度が上がっていけば、良くなっていく未来しかない。

ツアーの相棒、恐竜パペットちゃんは福井県の恐竜博物館からお取り寄せしたそうで。こだわり。


ツアー初日、大満足。
カラスクの楽曲の豊富さ、バリエーションの幅広さ。
長尺ライブでこの利点を最大限に活かして観客の感情を揺さぶれば、とんでもないことになると思い知らされました。

できれば僕も全通したい!
各地で、その土地ならではの演出もありそうだし、あの曲もこの曲も聞きたいし、なによりあの熱い空間をまた味わいたい。

日程や場所的になかなか難しいです。予算的にも…。

まあ頑張って行けるとこに行こう。


ここから、改善希望というか要望というか。

今回、カラスク初の試みとして、撮影券の購入者に、写真撮影可としています。

が、撮影可能エリア内のみ、脚立や三脚は使用不可。
撮影エリアは後方になるので、望遠必須。フラットな場所なのでカメラを上に上げ続ける必要があるので、かなりしんどそう。

チゲットなどで予約制にして、限定販売でスペース確保して脚立使用可能にするなどしても良いのでは?

ツアー後、タイムラインにカラスクの写真が溢れて、良い宣伝になっていたと思います。
僕は写真は撮りませんが、今回のツアーはパラソルや恐竜など「映える」シーンも多かったので、もう少し改善するなら撮りたい人も多いのでは?
せっかくの新しい試みなので良い方法を探して欲しいです。


もう一つ新しい試みとして、「女性、ファミリーエリア」がありました。

ファミリーの定義がよく分からなかったので公式ツイッターをさかのぼると、「小さいお子様とお母さま」ということなので、基本は女性限定で、小さい子供は一緒に入れる、ということみたい。

この辺は、繰り返し周知しておいて欲しいところ。

この規模のライブとしてはそこそこ広めに設定されていたと思いますが、開始直前にはエリアがいっぱいに。

女性ファンが多い現場は良い現場!なので、状況をみてエリアを広げるなどしても良かったかも。

また、会場が混雑して女性限定エリアの場所が分かりにくかったり、かき分けてそっちに向かったりしにくい人も居たはず。
アナウンスするとか、会場スタッフが案内するとかあった方が良いかも。

あ、スタッフだと分かりやすい格好で場内ウロウロしてる人も欲しいなあ。
「インディーズライブ、困ったことがあっても誰に声かけていいか分からない問題」は結構あるある。


これもできればやって欲しいんですが、ライブ開始前に注意事項などを場内アナウンスする、いわゆる影ナレ ってやつも欲しいなー。
今回のツアーは、女性限定エリアや撮影券、声出し可など注意事項も多いんですが、ツイッターなどで調べてこない人も多いと思います。その影ナレをメンバーにやってもらったらお客さんも良く聞くと思うし、テンションも上がりそう。
本番前で負担になるなら、録音でも良いので。


簡単に書くつもりがめっちゃ長文になってしまった。ではこの辺で。

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