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在り方。

セラピストという仕事。
仕事…なのか?生き方かな。
こういうセラピストとして在りたいと
選択するまでとても紆余曲折だった。

私のセラピストという種類は、アロマセラピストという職種で
主にアロマ(精油)を使ってボディからお顔までマッサージすることで
お客様のお悩みに適する施術をすることだ。

アロマセラピストとしては、10年前精油の小売り会社に所属し、精油の接客販売から担当ショップのアロマ商品を作成したり、一般のお客様のコンサルテーションをしてブレンドオイルをつくったり、ワークショップを企画、開催したり…と、さまざまな精油にまつわるあれころに携わってきたのだが、現在行きつく先は
誰かを施術すること。
うん。癒すこと。

なぜマッサージをすることでお悩みを癒そうと
改善しようとしたと思うと。

私自身が、過去にうつだったり、拒食症だったりを体験していたおかげもある。
そこからなぜマッサージにつながるのか、いや聴いてほしい。

心が苦しくなる。
どうにもできなくなった時、身体がやっと動けませんの態度をとってくれる。
心はどうしてもみてくれからはわからないことが多い。
こんなに重たくて苦しいのにみてくれからはわからない。
身体に切り傷ができたら、あ、そこ痛そう!とわかるけれど
心に傷ができたらその人自身はわかるかも(いや自覚がない場合もある)しれないけれど、外見からはわかりずらい。
そうやって生活している人、どれほどいるんだろう。

そして切り傷が治るのがわかるように回復する力が目に見えればよいけれど
心が治るってどうなったらわかるんだろう。

私は、とても時間がかかったし、自分で納得して解決するまで
回り回り道、どれほど回ったか…。
ほら、わんちゃんがしっぽを追いかけてぐるぐるするじゃない?
あれ。あれよ。

あなたは友達や家族に相談しますか??
解決に至りますか?


私??
友達に相談?ノンノン。友達に言えるような話しじゃない。
重たい話、相手に渡してよいものか?
溶岩、何個分よ?!
持てます?!
理解してもらえるかどうかわからないし、その重労働を考えたら話そうなんて思わない。おかげで周りからはいつも能天気で悩みがなさそうで、
大きな決断をするときはいきなりハイ!こういうことになりました!の事後報告になることが多いということになったけれど、わたし自身が家族や友達に悩みや抱えていることを話すことというのが苦手だということだったのだ。

そんな時に、とあるセラピストさんに何気に施術していただいた機会があった。

悩んでいた。
ブロック塀が万里の長城ばりにできるほどのブロックが
私の中にあった。
今にも泣きそうだった。

施術していただいている最中で涙がこらえきれなくなった。
号泣だった。
他人にこんな姿をみせることができるのか私自身、不思議だったし
思いもよらぬ展開に驚いた。

でも。
そのあと。
スッキリしたんだよ。
安直な言葉でいうと。
心も身体もすっきりしたんだよ。

あんなに重たいブロックが粉々になって
風が吹いて消えたみたいに。
そうか。この問題はこうすればよいのか。
なんだ。気が付かなかった。

今まで悩んでいたことが理路整然と迷うことなく
その答えの場所にスポッとはまって
むずかしいパズルが完成したみたいに。
すっきりしたあとに、それを遂行する勇気がでたんだよ。

だからね。そのセラピストの方に施術していただくときは
身体に不調を抱えたときはもちろんのこと
心にも重く何かがのしかかっているときだ。

私もセラピストとして。

そうやって相手と向き合いたいと思ったし、
そう在りたいと思っている。
だから。

誰かのお肌をきれいにすることや
痩せてきれいにすることで
その人を幸せな気持ちにできるセラピストさんもいるし、
足つぼから内臓の回復をねらうセラピストさんもいる。
その方にしていただいて、幸せだあ、気持ちよかった!
解決した!!という人が増えたら、地球上はどんどん幸せな空気であふれるのではないのだろうか。
そう思ったから私の方法で癒せるセラピストで在ろうと思った。

加えてね。
アロマセラピーを学ぶことで他の自然療法も興味がでて学び、
心と身体の結びつきについて深く知ることとなった。

それを同じように悩んでいたり
思うように力が抜けなかったり
という方を癒すことができたらなあって
思った。

肌に触れるとオキシトシンが脳から放出されるお話、有名じゃない。
幸せホルモンね。
そしてどの臓器が疲労していて回復したら身体が力を発揮してくれて
心の回復まで助けてくれるのか。
脳がパンク寸前ならば必要のない情報や感情は手放すことです。
そのお手伝いができたら嬉しい。

そういうセラピストで在る、と必要な方にお伝えしたかったのです。

今日も徒然なる文章、読んでくれてありがとう。



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