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真のスキンケア(ペット)に美容化粧水(保湿成分)だけでは意味がない?

え、私毎日使ってるのに意味が無いってどういう事よ!

ペットのスキンケアが業界的には少しずつ浸透してきている最中ですが、まだまだ認知度が低いので取り上げてみました。

少々過剰な表現ですので誤解が無い様に理由をできるだけ噛み砕いてお話しさせて頂きます。

※尚ここでは「美容」を"見た目の美しさを創造する"という表現で、「スキンケア」は"健全な皮膚の状態を維持する"事とします。

セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲン

これだけ聞くと何だか皮膚に良さそうと思われた方

"美容"という観点では大正解です。

ただ"真のスキンケア"という観点からは△となってしまいます。

では何故これらの成分が真のスキンケアに当てはまらないかご説明させて頂きます

セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲン、これらはいわゆる"保湿成分"で肌の潤いやハリをもたらしてくれる見た目の美しさ「美容」には嬉しい成分です。

保湿成分は皮膚内に含まれる水分が外に逃げない役割を担っています。※傷口からの出血(水分)を止める為に絆創膏(保湿成分)を貼って蓋をしてる感じのイメージをして下さい。

この保湿成分ですが、本来健康なヒトやワンちゃんなら体内で自己生成できる物ですが、体質や生活環境、加齢など様々な原因で自己生成能力が少なくなるケースがあります。

保湿成分が少なくなると皮膚の水分量が減り、皮膚炎や痒み、乾燥、しわやフケの症状が表れ様々な皮膚トラブルが起こりやすくなります。ここでは"皮膚バリアの崩壊"と表現します。

つまり健康な皮膚を維持するには
"保湿成分は不可欠"
"保湿成分は色んな原因で減ってしまう可能性"
"皮膚バリアの崩壊は皮膚トラブルの原因"

以上の3つがここまでのまとめです。

話しは戻りまして皮膚バリアの崩壊を防ぐために保湿成分(絆創膏)が重要であると言うことを述べましたが自分の怪我で例えた場合、傷口を治すのは絆創膏でしょうか?

答えはNoです。

絆創膏は傷を治す"お手伝い"をする要素はありますが、絆創膏はあくまで蓋であり、傷口を治してくれるのは"自己治癒力"と"免疫細胞(白血球)です。

うわ、何か難しそう…

なるべく専門用語は使わずポイントだけ抑えて述べますのでご安心下さい

"自己治癒力"とは傷ついた細胞が元の正常な状態に自己修復しようとする力の事です。

"免疫細胞(白血球)"は傷口から侵入してくる細菌などをやっつける働き者です。

この両者が同時進行で頑張っているので傷口が塞がり元の状態に治ると言うわけです。

ここからは怪我が治る行程とスキンケアを結びつけていきたいのですが、先程も述べた様に保湿成分(絆創膏)は水分(出血)を止める為の蓋の役割にすぎません。

ここに"自己治癒力"が含まれないと言う事は蓋をしているだけで【根本の解決】にはなっていないという事がお分かり頂けたでしょうか?

※誤解がない様にきちんと述べますが、保湿成分が減少して皮膚バリアが崩壊している以上、保湿成分を補う事は、とっても重要です。

ただ健康な皮膚の状態を維持する為の"真のスキンケア"には保湿成分を補うだけでは不十分という事をここでは述べたい訳ですが

では何を補えばよいのか

長くなりましたので続きは次回に!

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