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ポルカドットスティングレイに学ぶビジネスとしての創作活動

最近の考えてるテーマとして「創作で稼ぐ」というものがあります。

人生において創作に軸を置きたいとは思ってますが、生計を立てる手段としてか、趣味としてか、どのように関わっていくか考えています。

このようなテーマを考えている中で、ポルカドットスティングレイというバンドを思い出しました。

ポルカドットスティングレイは結構異質なバンドで、上記のインタビュー記事を読んでもらえればわかりますが、完全に「ビジネス」として音楽活動に取り組んでいます。曲作りも自分の想いを一切込めずに、マーケティングの観点からファンのニーズに応えることのみを考えて制作しているらしいです。

昔はポルカドットスティングレイが持つ音楽制作の考え方にあまり賛同できませんでしたが、かと言って一切合切否定できるものでもない気がします。自分が創りたいものを創って、それが多くの人の心に刺さるのは、類まれなる才能を持ったごく一部の人だけでしょう。自己満足で音楽を制作するなら自分が好きなものを創っておけばいいでしょうが、生計を立てる手段とするなら、聞き手のニーズに合ったものを創ろうという意識はある程度必要になるのではないでしょうか。

私はマーケティングに取り組んだことはないのですが、楽しめないような気がしてます。というより、そもそも「ビジネス」そのものと相性が悪いと思ってます。ビジネスを行う際には顧客が居て、その顧客のニーズに応えることがビジネスの基本です。ビジネスに取り組む際の思考回路は「相手」に向いているのです。世の中には相手のニーズに応えることが何よりの喜びだと感じる人がいて、そういう人にとっては仕事はとんでもなく楽しいものなのでしょう。私にはどうもその思考回路が欠落しているようです。

私は結構な数のnoteを投稿してますが、このテーマはニーズがありそうだ、何てことは殆ど考えていません。自分が書きたいことを延々と書き続けているだけです。ニーズのありそうな記事だけ書こうとしてたら、ここまで長くは続かなかったと思います。自分が一番取り組んでて楽しいことは、純度100%の自己満足みたいです。金稼ぎと非常に相性が悪いと思います。仕事は金を稼ぐ手段と割り切って、生存戦略を練る必要があるかと思ってます。

ちなみに、私はポルカドットスティングレイのファンではありません。昔一度ワンマンライブに行ったことがあるのですが、何故かあまり楽しくなかった記憶があります。


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