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変動損益計算書を作る

会社の決算書は税務用になっているので、業績を掴むには使いにくい
変動損益計算書に書き直す事で、業績把握や財務計画、意思決定に使えるものになる。

何を変動費とし何を固定費とするのかは、経営者が決める。
自社の改善の指標として使いやすいわけ方をすると良いです。
会計の専門書にかかれている事は当てにしない事。

おすすめは、製品になる原材料や外注加工の費用のみを変動費とし、その他は固定費とする方法です。
この場合、
変動費は「外部購入費」=製品になるものを買う費用
固定費は「業務費用」=製品を作り販売するためにかかる費用

とも言えます。
また純利益の事を「スループット」と呼び
「スループット」=「売上」-「外部購入費」-「業務費用」
と計算します

変動損益計算書は会社の業績を把握し計画をたてるために使うもの。
そのためにわかりやすい分け方をする必要がある。

まずは既存の帳簿の科目の整理整頓が必要。 
・科目はできるだけ減らす事
・税務上で必要な科目は残す。
・一つにまとめても問題の無い科目はできるだけまとめる
・意思決定のために必要な科目は分けてでも増やしていい。

意思決定に使いやすくするために、変動損益計算書から
・限界利益グラフor損益分岐点グラフ
・スループット移動平均グラフ
などを作ると良い。



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