映画感想「RRR」観た

いまさらですが、「RRR」観ました。
めっちゃ面白かった。映画館の、でっかいスクリーンで観たかったなあ。

インドがイギリスの植民地にされていた時代の話みたい。
ラーマとビームという、二人の男が主人公。
二人とも目的があって、自分の住む村からやってきたんですよね。

二人は偶然出会って、仲良くなるんですよ。
一緒にバイクで出かけたり、みんなで食卓を囲んだり。親友ってかんじだね。

だけど、後々、自分の使命を果たすことをとるか、二人の友情をとるか、という話になっていくんですよね。

ラーマは警察官で、ビームのことを捕まえれば、昇進できるの。
彼は、自分の村の人たちに武器を配りたい、という目的があるから、もちろん偉くなりたいんだよね。

ビームの方は、自分の部族の女の子がイギリス側にさらわれちゃったから、助けるために、こっそり忍び込む隙を狙ってるの。捕まるわけにはいかないんですよ。

お互い、そんな事情は知らずに友達になっちゃうんですよね。つらいよねー。
友達はもちろん大事、だけど、自分の使命だって大事。どうするの、って話ですよ。

最終的には、ハッピーエンドで終わるんですけど、やっぱり二人の友情に胸を打たれますよね。

一度は裏切りかけるんですけど、お互いがお互いのために、危険をかえりみずに、助けに向かうんですよ。あー！頑張れー！って、観てるこちらも熱がはいる。

そして、アクションシーンが派手で面白い。
ちょっとアクロバットみてるみたいな気持ちでした。

インド映画といえば、の歌とダンスも良かったね。あんなキレキレで踊れるのすごいよね。

二人がイギリス側と戦う場面で、歌が流れてたんですけど、雰囲気が盛り上がるしいいよね。
「ラーマ！！○○の末裔！！炎の戦士！」みたいな曲が流れるの。

私も、家事とかしてる時に、かっこいい音楽流してほしい。
「ぽん子！！シマダ家(仮)の末裔！海を超えてやってきた食器洗いの天才！」みたいにさ。

まあ、それはおいておくとして。

なんかでみたんだけど、インドって色んな民族とか部族のひとがいるから、同じインド人同士でも言葉がわかんなかったりするんですって。
だから、言葉の代わりに歌とか踊りのシーンを入れてるみたい。

確かに、私も言葉はわかんないけど、踊りのシーンを観ると気分が高揚するな、と思う。

三時間くらいあるんだけど、夢中になって観ていたのであっという間でした。
やー、でもやっぱりこれは、大きいスクリーンで迫力を味わいたかったなあ。