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ドラマ感想 濱マイク4話「サクラサクヒ」

昔、私立探偵濱マイクってドラマやってたんだけど、覚えてる方いるかしら。

わたし、あのドラマすごく好きで毎週楽しみだったんです。配信でみれるようになったから、ちょびちょび観てるんですよ。

こないだは、第4話観たんですけど、終盤からラストまでが切ないけど、一筋希望がみえるようで大好きなんですよね。

ざっくりしたあらすじとしては、中国人の女の子から、濱マイクに「ある男性を探して、手紙を渡して欲しい」と依頼が入るんです。
手紙の主は、女の子の亡くなったお母さんで、探してる男性とお母さんは恋人同士だったんですよね。

ちょっとネタバレ入るんですけど、結局探してた男性は、依頼人の女の子と会ってくれなかったんです。
それで、女の子は、もう生きていても仕方ないってなっちゃうんですけど、間一髪でマイクが彼女を見つけるんですよ。

そこで、真っ暗な部屋に桜の花びらが一枚舞い落ちてくるんですよね。
ドンピシャのタイミングで、ユーミンの「春よ来い」のイントロが流れてさ。

桜の花は、女の子とお母さんの思い出の花だから、女の子は一度桜を見たいと思ってたんですよ。すごく美しくて好きなシーンなんですよね。

桜を見ることができたから、何か変わるかって言えば、多分そんなことないじゃん。
だけど、その日のことは多分ずっと忘れないと思うんですよね。

うまい例えでてこないけどさ、そういう瞬間てあるよね。些細なことだけど、心に残るっていうか生きててよかったなってこと。

ラストでさ、女の子が探してた男性が、辞書を持って濱マイクの事務所を訪れるところもいいんですよね。
それだけなんだけど、女の子のお母さんと男性の間に暖かい時間が流れてたこともあったってわかるじゃないですか。
持ってきたことを、依頼人の女の子は知らないというのも、なんか良いよね。

事務所をでた後、ちょっと振り返るんですよね。その男性が。演じてるのは、岸辺一徳さんだったかな。
その時の表情もいいんだよなあ。どんな受け取り方もできそうで。

それでは、今日はここまで。



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