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人物写真のコミュニケーション

こんにちは。
フォトグラファーのKofuku(こふく)です。

今回は人物撮影で注意するポイントを紹介します。

お互いの完成イメージを共有する

まずは、自分とモデルさんの方向性を共有しましょう。
「こんな写真を撮りたい」
「こういう写真は嫌だ」など
どんな写真がゴール地点なのかを必ず確認してください。
これをやらないとお互い納得いく写真にはなりません。

コンプレックスを確認する

「目が小さいから、大きく見せたい」
「足が短いから、足を長く見せたい」
「顔の右側に傷があるから、左側の顔を撮りたい」
など、多くの方は自分の顔や体に対してコンプレックスを持っています。
特に女性は、そういった要望が多いことが見られます。
撮影前にコンプレックスを確認し、それを補う撮影を考えて進めます。

雑談で心を開いてから撮影する

初対面のモデルさんの場合、お互いに緊張することがあります。
緊張した状態では良い表情は出ません。
また、お互いがどんな人か知ることで、その人らしさを写真に反映させることができます。
是非、撮影前に雑談の時間を設けましょう。

撮影中は良いところ、悪いところを伝える

ある程度撮影をしたら、その画像を必ずモデルさんに見せてください。
現在どんな感じに撮れているかを共有することで、理想に近づくように改善できます。
また、良い点と悪い点(改善したら良くなること)を伝えてください。
例えば、
「その表情はすごく良い!手のポーズがぎこちないから、もう少し力を抜くことを意識するともっと良くなる!」のような感じです。
良い点はしっかり褒めることで、モデルさんは自身が持てます。
モデルさんが気付けない改善点はしっかり伝えることでより良い写真になります。


以上が大切なポイントです。
総じてコミュニケーションが大切ということです。
モデルさん(お客様)の中には、
「カメラマンなんだから綺麗に撮ってくれるでしょ」という受け身の方もいらっしゃいますが、一緒に作る作品なのでモデルさん側も少しでも良い写真が撮れるように積極的に参加する意識でやっていくと素敵な写真が撮れます。

是非、以上のことを意識して撮影してみてください。

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