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「コロナで起きた固定概念との決別」

はじめに

コロナ関連のニュースが毎日続けられている毎日。私たちの生活はある日から一変した。

仕事を失う人、遊びたくても遊びに行けない子ども達、就職が内定していたのに破棄されてしまった若者、客足が遠のき経営難に陥る経営者。

今、世界中で歴史的とも言える自体に陥っているわけだが、この状況を変えるにはかなり長期的な考えを持たなければいけないようだ。

実は世界の歴史を振り返ると、ウイルス感染による景気の悪化が起きていることが分かる。

その一部の歴史は、今回同様に悲惨なものであり、一部の地域では壊滅的な被害を被る自体伴っていた。

それは自然災害に似た自然現象のようなものでもあり、人類がどうにかしようにも、対応が追いつかないような状況だったのだろう。

しかし、人類も学び、成長を遂げてきた結果、今の私たちの生活が成り立っている。ということは、その危機的状況であったにも関わらず、私たち人類は、ことごとく状況を良い方向へ持ち直してきたということだ。

そしてその中には、捨ててきたものもあれば、得られるようになったものなど、大きな変化が繰り返されてきたことだろう。

そして、今まさにそれと同じ状況に世界が陥っている。だが、今回もまた人類の成長、進化を遂げる機関であるとも言えよう。

5年後、10年後、想像もしなかったような成長を世界が遂げているはずだ。全人類が壊滅することは、恐竜時代に起きたような隕石の落下でもない限りはあり得ない。

人類は必ず、その時の状況に応じて、生き方を変えてきた。今もそういう時期に来ているのではないだろうか。

つまり、これまでの固定概念では通用しない時代が、近いうちにやってくるということでもある。

これから、過去の固定概念と決別しなくてはいけない。そして新たに多くのことを得られるように準備していくことが大事になってきそうだ。


『心の準備はできているか』

・変化に対応する準備

まず第一に仕事への影響は大きい。皆がそれを体験していて、特にリモートワークをはじめとした働き方の変化には、今だに対応できていない人も多いことだろう。

それもそのはず、日本では家で仕事をすること自体に慣れていない。

それでいて、会社でまともに働く人など、ごく一部にしか過ぎなかったのだから、真面目に働いていない人ほど、今苦労していることだろう。

知識のある人にはなんてこのないパソコン操作、パスワードの管理などの時点で挫折する人も多いはずだ。

しかし、このような状況は元の働き方に戻ることはないだろう。

世界規模でプライベート重視の働き方に移行する動きが出始めていたのは、実は数年前からのことだ。

世界ではフリーランスな働き方を始める人が増え始め、家で家族と過ごす時間を増やし、充実した生活を送ることが幸福につながるといった話がされてきていた。

だが、日本ではフリーランスといっても、自営業者や農業のような感覚でしか捉えきれず、個人で仕事を請け負うなどはそう簡単なことではないと分かっていた。

だから、ほとんどの人が移行することなく、クラウドソーシングの利用者は副業を始めた人や、主婦、もしくは小さなベンチャー企業の間でのみ行われていた。

それが今となって半強制的にコロナという圧力によって、移行せざるを得なくなったというわけだ。

だが、実際に始めてなければ分からないことも多かったことだろう。

嫁は、毎日旦那が家にいることに鬱陶しさを感じることが増えた。仕事をしているからと偉そうな態度を示す旦那に対して、嫁は家のことを必死で毎日こなしている。

どちらが偉いのか?ということになる。

だが、どちらが偉いということを決めることはできない。それぞれに役割があり、お互いのことを理解しなければ、これからの新しい生活環境下では上手く生活していけなくなる。

嫁は旦那の働き方の変化を理解しなければいけないし、旦那は嫁の普段の苦労に感謝する必要があるだろう。

そしてお互いに役割を分担するために話し合わなければ、これからはますます一緒に過ごす時間は増えてくるだろう。

コロナが治ったとしても、今変わりつつある働き方は、これからの時代における新しい労働スタイルとして定着していくだろうと考えられている。

不要な通勤を避け、無駄な会議を省き、効率的にできる人材だけが会社とつながりを持ち続けることで、より会社は資金を有効活用することができる。

でなければ、組織としての在り方は、人材の評価のバランスが崩れて、成り立たなくなっていく。

会社の上役にとっても変わるべき部分が増えてくることだろう。

部下の扱い方や、これまで必要のなかった判断材料が増えることで、専門的な知識がなければ、判断に困ることも出てくる。

これまでの歴史だと、上役が知識が不足していても、実績や結果だけが評価の対象とされてきた。

だが、これからは反対に上役の立場にいる人たちの信用度合いによって、得られる評価がどれだけの価値があるかという考えに変わっていくだろう。

つまるところ信用の高い上司に評価された方が、自分にとっても価値のあることになるため、信用のない上司に関しては、会社では非常に役の立たない立場になりかねない。

そうならないためにも、部下だけが新しい働き方に移行するのではなく、上司も働き方について考えていかなければいけないということだ。

そのようにこれからは、プライベートでも仕事でも、事細かな変化が継続的に起きていくことになるだろう。それは人間関係にも関係してくることだろう。


・人間関係の変化

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