「実家に置いてるゲーム売るね」と言われて思ったこと

お久しぶりですね。あっくんです。

何ヶ月ぶりの更新でしょうか、あ、ちゃんと自転車には乗ってました。偉い。


で、早速本題に入りたいわけで

タイトル通り、いま実家に住んでる姉から


 「実家に置いてるゲーム売っちゃうね!」


といった趣旨の連絡が来ました。

GWに向けてゲームへの需要が高まるとみた姉は、

実家に大量に残してきた私のゲームに目をつけたようで


まぁこれも仕方ないことかな…沢山の思い出が残ってるんだけど…

と惜しみつつ、いくつかのソフトだけは残してもらうように頼みました。


その中の1本、まず間違いなく今の自分を形作った一要素だと思っている作品。

PS2で発売され、アニメ化もされた大ヒット恋愛シュミレーションゲーム


「アマガミ」です。


聞いたことある方も多いんじゃないでしょうか。

絢辻さんは裏表のない素敵な人だし、梨穂子はかわいいなぁ!だし etc…


やたらとフェチぃ要素を備え、キャラの強さとシナリオの良さで名作に数えられる本作に私が出会ったのは中学3年生の春


その頃はまだまだ所謂ギャルゲーはキモ=オタクがブヒりながらやるもので、自分はそんなものやらない…!といった思考の持ち主だった私。


「2次元?ないわーー、3次元でしょ↑↑」


今の自分の天敵のような思考をしていました。


それもそのはず、当時の私は人生初の彼女がいて浮かれポンチのクソ野郎。1歳年上の部活の先輩だった彼女は中学を卒業してもう高校生。

中学生男子なんて所詮猿に等しい存在、今思えば当時はなかなか香ばしかった気がします。


が、そんな日々も長くは続きません。

JKになった彼女はそのJKブランドを遺憾無く発揮し、他校の男子高校生と見事ドッキング(物理)

挙句、ドッキング中に電話がかかってくるとかいう今般NTR系のエロ漫画でしか見ないような展開になり見事私はメンタルブレイク。


暫くの後、自分が振られたことへのカウンターのつもりか?私は「そうだ、ギャルゲーをやろう…」と思いつくのでした。



そこで出会ったのが「アマガミ」。

七咲に癒され、薫と悪友の心地良さを共有し、森島先輩に憧れを持ち……気づけばどっぷりアマガミ沼。

「キミキス」「トゥルーラブストーリー」を経由し、メモオフや東鳩にまで手を伸ばした私は気づけば2次元に対する忌避感は無くなり、むしろ積極的に摂取していくようになりました。


その後もアニメにゲームが大好きな高校生活を経て、大学でエロゲーに手を出し更に加速。

狂ったようにプレイ本数を重ねていくうちにいよいよ2次元へのアンテナ感度が強くなっていきました。


気づけば今は、そんな素敵な作品を生み出すクリエイターを応援したい…!という思考に至り、せっせと支援サイトや作品購入に毎月の給与を突っ込んでいくようになりました。


今となっては、2次元趣味の友人が多数を占めている私。

あの時、「アマガミ」に手を出さずにただ塞ぎ込んでいたら、

今いる友人たちや、素敵な作品にも出会えなかったと思うと、


ドッキング中通話体験も決して無駄ではなかったと……そう思うわけです。


思わせてくれ。


おかげでNTRものは地雷なんやぞ




そんな感傷に浸りつつ、私は


「PS2と、パッケージに女の子が写ってるソフトは残してくれ」


と、連絡するのでした。



おわり

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