【パーマカルチャーデザイナー vol.2】Sho Takeuchi
これはPawa Permaculture Design Course(以下、PDC)から誕生したパーマカルチャー デザイナーたちのリレーコラムです。
※パーマカルチャーとは
人間にとって恒久的に持続可能な環境をつくりだすデザイン体系
(『都会からはじまる新しい生き方のデザイン』より)
地球の上でたのしく生きるためのくらしの工夫のこと
(『みんなのちきゅうカタログ』より)
#2 Sho Takeuchi
はじめましてをしたときは物静かな印象だった頌くん。
共に時を過ごしていく中で感じたのは気のおけない友人・家族みたいな雰囲気。言葉少なながらも粘菌について瞳を輝かせ語り、哲学的な想いから時折みせる思慮深さは秘めた可能性を感じる原石みたい。
千葉県鴨川市にあったパーマカルチャーサイトでインターンとしての暮らしを送っていたときからから3年。
今、何を感じてどう過ごしているのかな?
Q1.あなたについておしえてください
生命科学系の大学を4年次中退後、エコビレッジや岩手県の山奥など1年くらい日本の各地を転々としていました。
その後千葉県鴨川市にあるパーマカルチャーサイトに出会い、そこでの2年間の暮らしを経て、現在は神奈川県藤沢市で主に福祉事業の会計と経営・障害福祉に携わっています。
粘菌や菌従属栄養植物のような生き物が大好きです。
Q2.パーマカルチャー デザインコースを通して
PDCでは体系的な学びもありましたが社会との繋がりを意識する機会が多く
「なぜパーマカルチャーを学びたいと思ったのか」
「なぜ今自分がここにいて・どこに向かいたいのか」
といったことを改めて考えることのできる豊かな時間になりました。
実践コースでは、講師の一人フィルの横に立つと彼が捉えている世界と自分が捉えている世界の違いを強く感じ、全く見えていなかった世界の捉え方を垣間見ることができたような気がしました。
Q3.あなたにとってパーマカルチャー って
関係性そのものの意味を問い直し、越境性を身につけていくための力を育んでくれるものだと思っています。
また、
という言葉と同様に、足元にある小さな営みを丁寧に見ていくことは、社会全体を丁寧に見ていくことと構造的に繋がっていると思っています。
そのうえで、パーマカルチャーがもつ知恵や技術、魅力はとても重要な役割を果たしてくれると信じています。
Q4.PDCで出会った中でバトンをつなぎたい人
きらさん
普段纏っているとても柔らかい雰囲気と活動に向かうエネルギーとのバランスがすごく素敵な方です。
#1 戸村糸希 ちゃんからのバトンをつなぐために久しぶりに連絡をとった頌くん。軽やかに好感の持てるやりとりで気持ちををほっこりさせてくれました。
次回は#3 きら/河合 史惠 にバトンをつなぎます。
ころころ笑う笑顔とゆったりとした語り口調で周りを穏やかな気持ちにさせてくれるきらさん。PDCがきっかけとなったカンパニアのはじまりや想いもお楽しみに。
2021/4/4 清明