【パーマカルチャーデザイナーvol.43】Namiko Mochizuki
これはパーマカルチャーデザインコース（以下、PDC）を修了したパーマカルチャーデザイナーたちのリレーコラムです。
※パーマカルチャーとは
"Permaculture is a dance with nature, in which nature leads."
パーマカルチャーとは自然に導かれる自然とのダンスのようなもの。
Bill Mollison
ビル・モリソン
#43 Namiko Mochizuki
気どらずさっぱりとした雰囲気をもつ菜美子ちゃん。
飲食店を２店舗経営している凄腕。
感覚で人生の選択をしているようにもみえるけど今まで経験してきたことからの智慧が彼女の根本を支えていているからこそ軽やかにみえるんだろうなと感じています。
PDCが「修行だった」と聞いたときはドキッとしたけれどその上での気づきが実に彼女らしいのだなと感じて、ほぼ修正なしで全文載せさせてもらうことにしました！
大阪を訪れる際には彼女に会いに是非ハシゴしてもらいたい（したい）。
Q1.あなたについておしえてください
東京・横浜・大阪、今の今までマンション暮らししかしたことのないシティーガール（と呼ばせて）。
バーの仕事での夜生活に限界を感じ、朝に起床して夜に就寝の生活に憧れ７年３ヶ月続けていたバーを閉店。
夜の蝶（そんないいものでもない）から足を洗い、自由人に。
そのタイミングでPDCに参加。
その後（なぜか）コロナ禍真っ只中にオーガニック野菜を使ったvegan/vegetarianカフェ【人空間】をスタート。
現在は夜営業のvegan/vegetarianバー【時空間】も経営中。
（結局夜にも手を出す(笑)）
Q2.パーマカルチャー デザインコースを通して
いや〜、修行でしたね。
団体行動や集団生活が苦手な私にとっては、苦行そのもの。
あ、そういうことではない？？
ん〜、そうですね、当時は自給自足な生活に憧れがあったので自分自身は農業やライフスタイルについての色々を習得するのかなと思っていたら、すっとこどっこいそういった部分はあまり響かず（というか入ってこず）。
自分の違和感に忠実になること・Zone0の大切さ
受け身でなく能動的になれば全てデザインできる
この2点を学びました（どえらい抽象的）。
あと更に抽象的ですが、
全ては全ての一部であって
そんな全てだからこそ
全ての調和が取れている
そんな感覚も得ました（気がする）。
正直このバトンが回ってきた時、「PDCで学んだこと、目に見えることを活かせてない自分には。。。」という罪悪感まではいかなくとも自己卑下感に一瞬陥りました。
でも、PDCの時に学んだ、『全ては全ての一部』という感覚が蘇り、どんな自分でも全ての一部であってそんな自分だからこそ全ての調和が取れている、と思い出し、「それでいいんだ」「それがいいんだ」と思え、しっかり受け取める決意ができました（重っ）。
Q3.あなたにとってパーマカルチャー って
ありのまま・繋がり・循環
このひと言、いや御言に尽きますね。
なんて言ったらいいんでしょうか。。。
全ては繋がっていて循環できる（はず）。みたいな。
全てがみんなそれぞれ自分の違和感に忠実にZone0を大切にして、ありのままでいれたら全ては繋がり循環する。
くるくると。
そしたら「結果オーライ全部ハッピー」みたいな。
私にとって、パーマカルチャーはそんな考え方です。キリッ
Q4.PDCの中で次にバトンをつなぎたい人とその人の印象
淡路島で、素敵んぐファミリーとお野菜を育てているアヤコンですね。
見た目はふんわり系（いや、そうでもない？）ですが、野菜や植物に対する愛情はハンパなく、時にロックでパンクな顔さえ見せる（きっとそっちが真実の顔）イカしたお人。
PDC初日に初見で何かを感じ（いいか悪いかは伏せます）、意気投合。
その後ご縁と流れで今でも仲良くさせてもらい、野菜も使わせていただいております。
アヤコンの存在がなければ、アヤコンの育てたお野菜がなければ、私のカフェも現実化しなかったかもと言えるくらい私にとって超絶VIPなお人です。あっぱれ。
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望月菜美子
Namiko Mochizuki
人空間
https://www.instagram.com/hitokukan/
時空間
https://www.instagram.com/tokikukan/
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2022/12/22 冬至