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2022年6月、パートナーCFO養成塾第五期始まりました

パートナーCFO養成塾第五期が東京リアルクラス2022/6/25、オンラインクラス2022/6/23に始まりました!

そもそもパートナーCFOとは? 養成塾とは?

【パートナーCFOとは】
「経理・財務の専門家を超えて、CFOという経営メンバーに社外からなる。中小ベンチャー経営者の経営管理パートナーとして、単なる士業・コンサルタントを超えた存在となり、クライアント成長の一翼を担う」職業です。

【パートナーCFO養成塾とは】
パートナーCFOとしての一気にマスターできる、使えるスキル・ツールを手に入れられる、自分なりの商品づくりができる、パートナーCFO養成塾第五期、2022/6-11@東京リアル/オンラインで開講します。
本講座は、(P-CFO全領域の)インプット@動画21h+(P-CFOプロダクトになる)アウトプット@ワークショップ全6回のプログラムです。
プログラムの詳細は日本パートナーCFO協会のページにて。

パートナーCFO養成塾は2019年に第一期を開講以来、毎年開催しており、今回で第五期を迎えることができました。(2019年のみ2期開催致しました)
2020年第3期から東京リアルクラス・オンラインクラスの2コースをご用意し、受講生の皆さまの利便性の向上を図るとともに、安心安全な受講環境を整備しております。

養成塾Day1のレポート

【P-CFO養成塾第五期 Day1】
日時:東京リアルクラス 2022/6/25 1330-1700
   オンラインクラス 2022/6/23 1830-2200 
内容:Day1「パートナーCFOのセルフイメージを持つ」
講師:高森厚太郎氏(日本パートナーCFO協会 代表理事)

第五期では東京リアル・オンライン合わせて37名の受講生をお迎えしました。(定員30名のところ、特に東京リアルクラスは募集期間半ばで定員が近づき、急遽増席して対応いたしました)

中小・ベンチャー企業CFOの教科書」の読者で「養成塾の開講を去年から待っていました!」という方や「去年はコロナでリアル受講を断念したので、今年こそは!」という方もいらっしゃって、東京リアル・オンラインクラスとも、受講生の熱量を感じるスタートとなりました。

受講生の思い・背景

今期の受講生も多士済々な顔ぶれです。
現役のベンチャー企業CFOや、M&Aアドバイザー事業承継専門の経営コンサルタント、会計士・税理士・中小企業診断士といった士業で独立されている方のみならず、監査法人やCVCで勤務中の方や経営企画、MBAホルダーの方、製造業やホスピタリティの業界で30年の経験を持つ方まで、専門性高い面々がそろいました。

「ファイナンス以外に求められる役割を学びたい」というベンチャーCFO
「受講中にパートナーCFOとして独立します!」という会社員の方
「自分が持っていないパーツを手に入れて仕事の幅を広げたい。より多くの経営者の役に立てるようになりたい」という経営コンサルタント・士業の方
また「これまでの知識を活かして、企業内外を問わず多くの企業の力になりたい」というベテラン勢の方まで、
自己紹介ではそれぞれ「パートナーCFO」になることへの期待と目標が語られました。

受講生の地域では、東京リアルクラスは首都圏のみならず、佐賀県愛知県からご参加の方も。オンラインクラスでは、北海道、宮城県、広島県と、全国からご参加いただいております。特に東北、中国、九州の地域からの受講生は初めてで、「パートナーCFO」という仕事への興味関心の全国的な高まりが感じられます。

Day1の講義内容

Day1は「パートナーCFOのセルフイメージを持つ」。
スライドにもある通り、事前動画と当日の講義を通して、あるべき姿(パートナーCFOの業務全体像)現状(専門家としての知識スキル経験)を明らかにすることで、自分なりのパートナーCFO像と到達計画を作っていきます。

■Day1事前動画「P-CFOとは」
動画では、クライアントである中小ベンチャー経営者の信頼を得て、かけがえのないパートナー、パートナーCFOになるべく「中小ベンチャーの経営」や「中小ベンチャー経営者の悩み」を押さえていきます。

中小ベンチャー企業の経営の実態と、CEO/COO/CFOを軸にした経営における役割分担から、「パートナーCFOが参画する余地」「パートナーCFOだからできること/求められていること」を紐解いた内容です。

「パートナーCFO」としてのベースが詰まった、繰り返し見てインストールしておきたい内容です。


■Day1当日の講義「パートナーCFOの全体像からセールスまで」
講義当日は、事前インプット動画の内容の振り返りを中心に講義が進みます。
前半はCFO8マトリックス®「パートナーCFOになる8つのアプロ―チ」それぞれの内容と、Day2以降の概要を押さえていきます。

さらに「パートナーCFOの必要3要件」では”パートナーCFOまでの道のり”を整理していきます。
この必要3要件は講師の高森先生体系化した理論と実践経験を基に作り上げたもので、スキル(技術)×マインド(覚悟)×相性で構成されています。この軸で要件を整えていくことで「パートナーCFOとして案件が取れる」「デリバリーができる」「リピートされる」状態へとつながっていきます。

事前インプット動画と講義前半で「パートナーCFOとしてあるべき姿」を押さえた後は、個人ワーク「専門家としての現状とリソースの棚卸」と「自分なりのパートナーCFOイメージを描く」ことに取組んでいきます。
ここでは「パートナーCFOとしての現実と理想のギャップ」を明らかにすること、そして自分なりの「パートナーCFO像」につなげていくことが目標です。

さらに、講義後半は「パートナーCFOのセールス」についてです。マーケティング(集客)からセールス、そしてデリバリーまでの流れを押さえていきます。
セールスでのポイントは高森先生が実践してきた「紹介の方程式」の2ステップで紹介されました。また、初回面談を暖まった状態で始めるには? 提案書はいつ、どんな内容で準備するの? 契約締結時のポイントは? といった具体的な内容を、高森先生の事例を交えつつ解説されました。その後、「パートナーCFOのマーケティングファネル」として、特にパートナーCFOとして向いている具体的な行動や、3つのセールスパターンなど、料金や具体的な業務内容を含めて紹介されました。

受講生の「自分たちがCFOや経営管理として社内でやっている業務と、パートナーCFOで求められる価値は同じ点が多いことが分かった。パートナーCFOとしては、スキルだけではなく自分なりのコンセプトを整えていく必要があると感じた。どんな肩書で活動するかも含めて、自分の価値が伝わる形で考えたいと思います」という振り返りを受けて、高森先生から「『パートナーCFO』のコンセプトは強力で、今後この名称自体は一般化していくものと考えている。だからこそ、『○○に強いP-CFO』というように、自分らしさを打ち出しつつマーケティングやセールスに使っていってもらえれば」と、エールを込めた言葉で締めくくられました。

受講生の声

受講生の振り返りコメントより、一部をご紹介します。

P-CFOをコンセプトとして、自分自身をプロデュースすることの重要性を改めて認識しました。提案書や契約書のポイント、サービスの相場観も教えていただきセールスのイメージが持てました

「私は浅く広くP-CFOの業務範囲を理解しつつ、全て自分で対応せずに、クライアントのニーズに合わせて適任者をアサインする形の、プロジェクトベースで仕事を進める仕組みを作っていきたいです」

といった講義内容についての感想のほか、

参加メンバーのキャリアや熱意が、とてもいい刺激になりました。P-CFOとしての独立に向けて、具体的なイメージづくりや行動転換をおこせそうです」

想像より他の受講生と交流する機会が多く、深く交流&情報交換できそうな規模感今後も楽しみです」

といった仲間やネットワークに関する声も届きました。

さらに「養成塾前から集客の種まきをしていたところ、オンラインクラスのDay1翌日に受注が決まりました! 早速、講義でもらった資料を使わせて頂きます」と、成果報告の一報も届きました。

実は、P-CFO養成塾の開講前後でパートナーCFOとして受注される方毎期いらっしゃいます。
さっそくの受講生仲間からの吉報に、パートナーCFOのコンセプトの強さを感じていただけるスタートとなりました。

パートナーCFO養成塾第五期は6~11月の6か月間ですので、まだまだ始まったばかりです。これから養成塾や受講生の様子などお伝えしていきますので、どうぞお楽しみに!


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