マガジンのカバー画像

大人バレエの教科書

46
あなたが歳を重ねるほどに、美しく、楽しく、しなやかになるバレエのエッセンスが詰まっています♪
運営しているクリエイター

#ミュージカル

大人のバレエはここでつまずく。

バレエのレッスンでは 頻繁に不思議な言葉が飛び交います。 例えば お腹を使って 足を上げて! (お腹と足つながってないのに?) 羽から伸ばすように〜  (羽根生えておりませんが?) 軸使って!!   (軸ってどこ?) などなど。 なんとなく 言わんとすることは 伝わるような気がしますが、 きちんと理解できませんよね。 これこそ、 大人のバレエでつまづく最大のポイントです。 つまり、 注意の言葉の意味がよく分からないまま 自分なりに解釈して

バレエが急激に進歩するたった一つの方法。

レッスンのとき、 いや〜私なんて まだまだ全然! なんて言っていませんか? それ あなたの進歩を妨げてしまっているかも しれませんよ〜 あなたの バレエを進歩させるために必要なこと、 それは 自分ができたことを 自分で認識できるチェックポイントを持つこと。 大切なのは、 できるようになったことを 自分で認めて、 次に何ができるのか 逆に何が足りないのか、を知ること♪ 例えば、 バレエでつま先立ちを するとき。 グラグラしてしまっただけで 「私なんて全

バレエの「内もも」に隠された秘密。

バレエのレッスンのとき、 内もも使って 足を動かして! もっと内ももを 意識して!! と先生から 注意を受けたこと ありませんか? バレエでは よく聞かれるセリフですよね・・ でも、 わかってはいるけど なかなか 上手く動かせない・・ という人には ある特徴があるように思います。 それは、 内ももをまるごと 動かそうとしている!!! ということ。 もしかして、 あなたも 内ももの筋肉が 1つだと思っていませんでしたか? 実は、 以前まで私も、 内も

美しいアームスを手に入れるたった一つの秘訣。

あなたのアームス、 しっくりきてますか? アームスとは バレエの腕の使い方のこと。 バレエでは アームスのポジションは 基本の4つの型によって成り立っています。 (左から en avan アンナヴァン・a la secondeアラセコンド・en basアンバ・en hout アンオーといいます。) ですが、 どんなに基本の型を 忠実にマスターしようとしても なんだかしっくりこない・・ ということ、結構多いんですよね。 もしかして、 あなたも ポジションは合っ

知らないと損をする大人バレエの法則。

20歳をすぎたあなたに質問です。 あなたに必要な バレエの勉強ってなんだと思います? 解剖学? たしかに、解剖学で 体のことを学ぶのは バレエで体を動かすときに 必要ですよね。 私もバレエ指導について カナダの国立バレエ学校で学んでいたとき 必死に勉強してきました。 (当時の解剖学のノートです・・⬇︎) ですが!! 20歳を過ぎたら 解剖学じゃだめなんです!!  なぜなら、 そもそも解剖学とは・・ 生物体の正常な形態と構造を研究する分野のことだからです

筋トレの本当の危険性とは。

筋トレしているから、体幹バッチリ! 筋肉鍛えれば、ケガしないでしょっ と、思っていませんか? もし、 そう思っているとしたら 相当、 キケンです!! その理由は、 大人の筋トレは 筋肉を壊してしまう 可能性があるからっ! 私たちは 歳を重ねると 筋肉の質が 変化してきます。 筋肉をつくっている繊維一つ一つの 引っ張る力が だんだんと弱くなってくるので 無理な筋トレを 続けていると 筋肉が断裂して しまうこともあるんです! お肌だって、 かつては、

大人バレエ初心者が上達する秘訣

バレエというと、 子供のころから、続けていないと上手にならない。 長く、習っていないと上達しない。 と思われがちですが、 大人になって バレエを始めたとしても、 すぐに上達できる 秘訣があります。 それは、 理解して動くこと♪ 子供のうちは、 「感覚」や「慣れ」で動きを 習得することが多いです。 しかし、 大人は 頭で考えて、理解してから動いたほうが 圧倒的に早く上達していきます。 例えば、 脚を上げるとき。 子どもたちは、なんとなく 先生や周りのお姉