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noteの告知

2020年2月末に「noteを始めました」の告知のために書かれたテキストです。新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、全国規模での学校休校やイベント・公演の中止、リモートワークの推奨が行なわれた時期であったことをご留意ください。

PARADISE AIRでnoteを始めました。
https://note.com/p_air

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このnoteはアーティスト・イン・レジデンス「PARADISE AIR(パラダイスエア)」がコレクティブなメンバーで運営されていることから生まれた、テキスト・アーカイブです。

PARADISE AIRでは、トークイベント直後にその内容をメモでチーム内に共有しています。様々なアートの分野で活動するフリーランスなスタッフ達が〈必要なときに〉〈必要なだけ〉集まり運営しているAIR(アーティスト・イン・レジデンス)なので、惜しくもその時間・空間にいられなかったメンバーがいた場合には、直接伝えるだけでなくこのようなメモを活用しています。
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noteの「はじめに」にはこのように書きました。
リモートワークやテレワークがSNSを騒がせているここ数日。PARADISE AIRの運営チームでも数年前から、毎週火曜日の定例ミーティングを除けば(それもオンライン参加可なのですが)、スタッフ間の仕事はSlack・Dropbox・Googl系ツール・Evernote・Skype・Whereby・Zoom・SNSチャットをフル活用して、フリーランサー達が〈必要なときに〉〈必要なだけ〉集まれば運営できる体制を作ってきました。

そういう時間を過ごしていると、いくつか際立ってくることがあります。

ひとつは、滞在アーティストやまちの方と直接会い、なにかをしている時間。
顔を合わせて滞在のコーディネートをし、イベント等に立ち会い、そのためのコミュニケーションをとる、ということがAIRスタッフの主たる仕事です。AIRを運営していて一番おもしろい部分ですが、記録には残りにくいものです。なんと儚く尊い時間かと、いつも思います。どうにか他のスタッフにも出来事を共有しようとして、公開されていないテキストが貯まり続けてきた理由でもあります。

もうひとつは、会わない間にスタッフそれぞれが頑張っている、PARADISE AIR以外の仕事。
自分以外のスタッフの仕事は、把握しきれないほど様々です。会えるときには近況を報告し合うのが常ですが、自分の仕事とつながったりPARADISE AIRの新しい展開につながったり、偶発的で有機的な繋がりが生まれる環境になっていると感じます。たとえそこまで至らなくても、似たような働き方をする仲間がいるのはとても心強いものです。

どちらも、リモートすることでよく見えるPARADISE的「直接会うこと」の価値なんだと思います。同じ空間を共有することの価値、とも言えますね。
人が集まることを避けなければいけない今の間は、外出を控えてオンラインでの活動に勤しみます。そしてこの先、イベント等を気兼ねなくできる時期がきましたら、会場でもオンラインでも気軽に立ち寄っていただけるような場所を作っていきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします。


藤末 萌 / PARADISE AIR PRマネージャー



アーティスト・イン・レジデンス「PARADISE AIR」の持続的な運営のために、応援を宜しくおねがいします!頂いたサポートは事業運営費として活用させて頂きます。