わたしのギラヴァンツ戦評|鳥取 vs 北九州 : 第16節(2022/07/09)
はじめに
この記事を書く目的
筆者がサッカーを”観る”目を養いたい
ゴール裏のサポーターを増やしたい
お願い
筆者はただの素人サッカーファンです。多分に個人的見解が含まれますので、ご了承ください。「こんな見方もあるんだな〜」ぐらいに受け取ってもらえると嬉しいです。
観戦記録
GK加藤が1年ぶりに復帰、スタメン起用されました。また、六平、西村のダブルボランチスタートは今季初だったようです。永野は前節で痛めていたのが響いているようでメンバー外となりました。
前半はボール保持する時間が長いものの、奪われた時にスペースを与えた状態で守ることが多かった点がやや気になりました。ポケットを取られる攻撃も多かったので、そこのケアはした方が良いのかなと感じました…
得点シーンはスルーパスで抜け出した髙澤からのパスに佐藤が合わせて決めました。前半はシュートがこの記録1本のみでしたが1-0で折り返しました。
後半は打って変わってボールを持たれながら、クロスを多く放り込まれる時間が続きました。結果的に追いつかれ、厳しい時間が続きました。
ここでやってくれたのがまたも髙澤の兄貴です。髙澤のゴールで試合終盤に追いつき、そのまま無事締めることに成功しました。
北九州の4局面を捉え直す
今日はサッカーにおける4局面について少し。
サッカーはよく4局面に分けて語られます。
守備(相手がボールを持っている状態)
守備→攻撃
攻撃(自チームがボールを持っている状態)
攻撃→守備
の4つですね。
これは確かにわかりやすいのですが、現実的に相手がボールを持っていても相手ゴールに近くハイプレスをかけている状態はある意味「攻撃している」とも言えます。また自分達がボールを持っていても、自陣深くで追い込まれている時は「攻撃している」かと言われるとそうではないと言えるでしょう。
そこで私は北九州のサッカーを見るときはこんなふうに局面を分けて見ています。
ビルドアップ / ポゼッションによってボールを相手ゴールへ近づけようとする状態
裏抜けや縦の移動でゴールを奪おうとする状態
ハイプレスでボールを奪おうとする状態
ブロックを敷いてゴールを守ろうとする状態
この方が現実に沿っているかなという気がします。
そして、その中で個人的に気になっているのは1から2への転換ポイントです。何を基準に、意思疎通してボール保持の状態から縦方向にスピードアップし、クロスや裏抜けによってゴールに近づけるのか。ここが気になっています。
それは遅すぎてもスペースがなくなるし、早すぎても失った時のリスクが大きくなってしまいます。これは個人的な局面の見方なので答えは持ってないのですが、ここがチームとして連携や意思疎通が取れるようになると相手にとってゴールに向かう怖さが生まれるのかなと考えたりしています。
1の局面が長すぎると相手にとってはボールを持たれてるけど回されてるだけだから怖くないと言ったことが割と起こりがちです。
今節はこの局面の捉え方の紹介に留めて、また次節以降でこの捉え直した4局面を元により深く北九州のサッカーを紐解いていければと思います。
最後に
久々のアウェーでの3ポイントですね!(1-1になった時はまたか…といろいろフラッシュバックしましたが笑)
怪我人も出ている中、今節はなかなか出場機会の少ないメンバーも出場し、総力戦といった感じだったのでなお嬉しいです。
そして何より加藤選手、復帰おめでとう。
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