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職場でお話会を開催したら想像以上の学びがあった【社会人3年目のオンライン留学記録No.22】

今日職場でお話会を開催させてもらいました。これは業務とは全く関係なく、有志の職員がお昼休みに自分の興味関心について話すといったものです。

このお話会には一つルールがあり、1枚のパワポを20秒、それを20枚の計400秒で話す、いわゆる「ペチャクチャ」スタイルで行います。

ペチャクチャは日本発祥のプレゼン形式ですが世界的にも有名で、現在世界552都市で「ペチャクチャナイト」というイベントで親しまれています。

この独自のプレゼンスタイルと個性あるスピーカーにより、部長から1年目まで、運営陣を含めると計30名の方に参加いただきました!

開催後、参加者から「職員の知らない一面を知ることができた」「このようなイベントがあると組織がさらにオープンになる」とコメントを頂戴しました。

わたし自身、職員の個性をより深く知れる場があれば、より職員同士の交流が深まるなと感じていたので、このような意見をいただけて嬉しかったです!

さて、ここから少しアカデミックなお話です。

今大学院で勉強しているテーマは「Leading Managing Change」。組織の変革の方法とその抵抗勢力に対する対処法を学んでいます。

わたしは今回のお話会をモデルケースとして、職場の若手が「(小さな)変革」を起こした際の学びや気づきを学問に落とし込み、最終課題を作成する予定です。

わたしにとっての「抵抗勢力への対処法」とは、上の世代の理解を得ることだと思っています。

というのも組織では若手が何かを企画する時に上の世代に「若手が勝手に何かやってるな、目障りだ」と思われる可能性があるかと思います。

特に公務員など年功序列の組織ではその文化が根付いている印象があり、ある程度彼らの理解を得る必要があると思っています。

今回の開催で言えば、開催前に組織のキーマンに言質を取っておくこと、若手主導で開催していることをイベントの建付けとすること、スピーカーの半分は上の世代の方を入れて巻き込むこと、参加者一人一人にお礼の一報を入れること、などを意識しました。

一見面倒だな~と感じるかもしれないですが、大学院での勉強を通じて組織文化を把握しておくことの重要さが分かりました。

change agent(変革を行う主体)が変革を成功したいなら、まずorganisational culture(組織文化)を把握すること。その上で組織に合った変革を行うべき。

※organisational culture(組織文化)のタイプや変革方法を管理するツールは色々あるのですが、後日紹介します。

一方で、このようなorganisational culture(組織文化)は言語化されていないため、今回イベント主催ベテランの方に事前にレクチャーいただけたことは大変ありがたかったです。

久しぶりに学問と実践が結びつき、自分にとって想像以上の学びを得ることができました。

ご覧いただき、ありがとうございました♪

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