介護職が収入を上げるにはどうすべきか

介護職が収入を上げるには、資格を取得するのが良いだろう。介護業界は資格が無くても働ける職種は多いが、資格があることで手当てを付与されたり、責任者などの役職になれることもある。そのため、介護福祉士や実務者研修、社会福祉主事や社会福祉士などを取得することをおすすめする。また、これらの資格を取得することで行えるようになる仕事もあるので、施設側のニーズと一致することで評価が上がる可能性が高い。

すぐに収入を増やしたいのであれば、夜勤をするのが手っ取り早い方法だ。転職をせずに収入を増やしたい場合は、働いている施設が夜勤を募集していることが前提ではあるが、夜勤手当だけでも数万円は稼げる。夜勤専従のパートという求人もあり、一回の夜勤で二万円から三万円程支給されるところもあるので、そのような求人を探すのも良いだろう。但し、夜勤は日勤に比べて心身への負担が多いので、体調管理を普段以上にしっかりしなくてはいけない。

また別の方法として、介護職員処遇改善加算を適切に採用している事業所に就職するという方法もある。この加算自体がそもそも介護職の給与を増やす仕組みであり、多くの施設でこれを導入している。しかし、施設が介護職の処遇を改善するための取り組みをあまり行っていないと加算額は低く、加算される金額や支給方法も施設によって全く違っているので、この点についてもあらかじめ確認するべきだろう。ポイントとしては、この加算には加算1から加算5までの区分があり、増える賃金が最も多いのは加算1となっている。そのため、出来るだけ上の加算の事業所で働くと良いだろう。介護職で収入アップを目指したい方は、このようなサイト（介護職で収入UP、目指してみます？）もあるのでチェックしておこう。