見出し画像

6.プロポーズした(後編)

前編でお伝えした通り、プロポーズして成功しました。

前後編と分けたからには「これで以上です」とそんな訳にも行かず、何とか繋いでちゃんと文章っぽくしたいと思います。

プロポーズ直前の状況おさらい。

・婚姻届は既にこっそり入手していて、僕のとこだけ書いている。

・田渕と小川ちゃんからプロポーズまでの手順のアドバイスを受ける。

その手順とは?

・嫁はメルカリやアマゾンを駆使しており何かと荷物が届く。そんな嫁宛に届いてた体で「これ朋子宛に何か来てたよー」と婚姻届を仕込んである封筒を渡す。

・普段は時間帯すれ違い生活だけど、1/30ライブがあって、それから帰って来た後なら嫁も起きてる時間だから、

ここが渡すタイミング!!!!となりました。

とても簡単です。

事前に「(旧姓)朋子様」と書いて、送り主は中村圭佑としたA4サイズの茶封筒をタンスの三段目のズボンコーナーの一番下に隠してライブに出発。役所の封筒から茶封筒に中身を移した事もしっかり確認。

ライブ後の打ち上げも大体予定通りに終わり、帰宅すると嫁は予定通り起きている。いつも通りゴロゴロしている嫁と何気ない会話をする。
順調順調。
後は封筒を取り出し「来てたよー」と渡すだけ。いよいよタンスの三段目のズボンコーナー、一番下の茶封筒に手を掛ける。

ここで1つの疑念が生じる。

(あれ?プロポーズの時って確か指輪いらんかったっけ?)

横浜とかお台場とかのシーサイド的な所や最上階的な所で跪いてパカッと開く、あれ。

ない。うっかりどこかに置いて来たとかじゃなく、用意してない。

(え、普通いるやつよな?いいんかな?もういいよな?うん、用意してないもん。昔らんま1/2で見た缶ジュースのプルタブを指輪として渡そか、いやそれはいくらノリ合うとは言っても絶対あかんよなぁ。てかもう封筒持ってもうてるし、取り出してもうてるし、、)

「これ、、朋子宛てにキテタヨー。」

渡してもうたし。。。
断られないという根拠の無い謎の自信を持ち、どこか軽い気持ちでプロポーズを決めたが、

流石に緊張した。

指輪が無い事への疑念が晴れぬまま、それはそれは白々しく、婚姻届け在中の茶封筒を渡した。普段通りを装い目を見なかった。いや、見れなかったのかもしれない。
断られるかもしれないんや、、とここで気付いた。

「何これ?え、圭佑から?どういう事?え、、?えーーー!!!」

ゴロゴロ体勢から起き上がり、とても良いリアクションで喜んでくれて、さらには、泣いていた。

「結婚、、いいでしょうか?」「うんうん(泣)」

とてもプロポーズと呼べるような代物では無かったと思う。

家でパジャマでゴロゴロしている隙を狙い、日常会話を装い、指輪は無い。そのくせモジモジしていた。

これまで様々な想いを乗せたシチュエーションでプロポーズしてきた全ての男性方に怒られまくったらいいと思う。

「ごめん、指輪とかないねんけど、、」「いいねんいいねん。」

この緩さに僕は救われている。

何とか、と言うか何となく「後編っぽく」なったのではないでしょうか。

良く話を持たせた自分を褒めたい。プロポーズの過程は褒められたものではないので、せめてもの褒めポイントを作らせてもらいました。

因みに、、
まさかの指輪無し入籍を果たした僕たちは、入籍後に鎌倉にある指輪彫金工房 https://kamakura-chokin.com/ さんにお邪魔して、

無事、「結婚しました」的なポーズを取る事が出来た。

因みにの因みに、、

証人には、プロポーズへの後押しと作戦を練ってくれたインディアンスの田渕がなってくれました。
ありがとう。

この辺りを入籍編として別の章で書こうかな?

結局行き当たりばったりですいません。。。

とにかく!
パーティーまでの振り返り・プロポーズ編。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?