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でぃすとぴあめし。

【ネタがネタを生む】

 インスタの広告に高確率で出てくる「ディストピア飯」っぽい完全栄養食品についてTwitterでフォロワ様方とわちゃわちゃ話していたら、
「どうせなら書いてみたらおもしろくね?」
 という話になり、ほわほわーんと設定だけ作ってみました。

いつ本編かけるかはわからんので、まずは設定だけ💦

【ニクヲクレ! 〜きっちん  in theでぃすとぴあ(仮)〜】

【概略】

 近未来版「生類憐れみの令」+ミスター味っ子+Gガンダム+イチャラブ+土井善晴のレシピ100
 ストーリーの中にガッツリ飯のレシピと食に関するTips。

 キーアイテム:「いにしえのれしぴ」
 キーパーソン:シンゴ(の過去)

【登場人物】

【セイコ】
 年齢:3X歳(33歳)
 身長:158cm
 体重:48Kg(本当は53kg)

 ヒロインにして食(味覚)の救世主。
 夫・シンゴと共に、どこからともなく派手な移動販売車に乗って颯爽と現れ、失われたと思われていた「いにしえのれしぴ」をもとに、ご禁制の「動物肉」と、「自然野菜」をつかった「ガッツリ飯」を少年少女に提供しつづける「飯テロリスト」。
 口癖は「肉は力!」、「キモい!」、「埼玉なめんな!」
 栗色の髪にピンクのメッシュ、ピアスバッチバチ、名状しがたい服装(結構衣装持ち)、色々とアヴァンギャルド。
「さんをつけろよデコ助野郎!」なキュートでロックな3X歳(年齢については絶対に触れてはならないという鉄の掟がある)。
 口が悪い・でもメンタルやわらか絹ごし豆腐。
 シンゴのことは、「病んじゃうくらい好き♡」
 熱烈ではあるが、若干(かなり)めんどくさい不器用な愛情表現。
 お互い憎からずおもっていたセイコとシンゴだったが、師範の娘ということで二の足を踏んでいたシンゴを、闇と病みの力+物理で軽やかにゲット。

 武道家である父、夢藝泰蜀(むげいたいしょく)により無藝流空手を仕込まれている為、わりとイイ感じに実戦可能。肝が座ってるのに豆腐メンタル。

(イメージキャラクター:察してください)


【シンゴ】
 年齢:38歳
 身長;192cm
 体重:90kg
 セイコの夫であり、泰蜀の最後の弟子。
 武道家としての才能はまるでなく、愛妻セイコに事あるごとにボコられ(大概セイコの誇大妄想による嫉妬)、師匠にして義父である泰蜀にも、セイコの事(大概誤解か理不尽)で事あるごとに詰められる、ちょっと可哀想かつ残念な人。
 武芸の道はイマイチだったが、料理ではその才能を遺憾無く発揮する。
 泰蜀が3割方しか再現できなかった「いにしえのれしぴ」のことごとくを再現してみせた男。
 (シンゴの料理の才能を育んだものと「いにしえのれしぴ」との関係が、物語の鍵)
 見た目は陽気でカッ飛んだあんちゃん。そしてエロい。あとエロい。
 口癖は「油は命の水!」
 明るく振る舞っているが、元々は陰キャ。既婚者ながら、かなり高いDT力を持つ。
 筋トレが趣味で、タッパもあってかなりガタイも良く、わりとコワモテなのに、戦闘力は皆無。
 セイコのことは、泰蜀の道場の門下生だったころから気になっており、仄かな恋心を抱いていた。とはいえ師匠が溺愛する愛娘に手を出すのは、倫理的にも自分の 生命的にもあまりよい選択とは思えず、悶々とした思いを抱えていた。
 膠着状態は、セイコからの熱烈なアプローチによって崩された。
 深くて重くて時々痛い愛情も、彼女の闇と病みも、全部ひっくるめてセイコを愛している。

(イメージキャラクター:察してください)


【夢藝泰蜀(むげい たいしょく)】
 娘を溺愛するセイコの父。
 表の顔はマーシャルアーツの師範。裏の顔は飯テロリスト集団のボス。
 彼が開祖である「夢藝流」は、国の正規軍に採用され、泰蜀はかつて、軍と警察機関に武道を教える指南役を勤めていた。
 退役後の放浪の旅で(古のレシピ)を手に入れ、門下生に食わせたところ、他流試合で圧勝する様をみて、
「古の食こそ真の食の形。このままでは我々は、合成タンパク質と栄養ブロックに頼った食事に過剰適応することにより、まやかしの喜びに騙されたまま、生きる力そのものが失われ、いずれ滅びる」
 と思い至り、道場の看板をおろし、幼かったセイコを連れ、古文書の記録にあった「どねるけばぶ」の屋台を引き、街々を転々とし、ゲリラ的に違法肉販売をするようになる。
 高齢である泰蜀は、ZAが食を統括する以前の、豊かで多様な食の時代を知っている最後の世代。

 武道の師範だからメッチャ強い。
 口癖は「土の歌を聴け!」

(イメージキャラクター:平幹二朗(二次元だが東方不敗でも可)


【タワダ】
 ZA(ズィーエー)公安部 部長。
 禁制食品である「動物肉」と「自然野菜」の流通、販売、食用を取り締まるZA公安部のトップ。
 じつは泰蜀の一番弟子であり、後継者として特に目をかけられていた。
 泰蜀が現役であった頃の弟子であり、ある日突然道場を閉めて旅立ってしまった師が、「いにしえのれしぴ」なるものを求めていたことを知る。
 そんなもののために自分は見捨てられたのだと知った時、タワダの師への深い敬意と愛は、侮蔑と憎悪に変わる。
 ZAに所属後、泰蜀の娘とその夫が「違法肉物加工品」の販売提供をゲリラ的に行っていることを知る。公安部への転籍を願い、晴れてZA公安部に配属されたタワダは、泰蜀仕込みの武藝と執念で、実行部隊トップの座を勝ち取り、セイコとシンゴに立ちはだかる。

口癖:「土など不浄だ!」

【ボク】
観測者=主人公。
(イメージキャラクター:神木隆之介)
 物語の「目」および「観測者」であるため、積極的行動をしたり、目立った特徴などはあえてつけない。

【世界設定】

【ZA】
 かつて「農協」とよばれた国営組織。現在は「新型完全食料品」の流通と、ZA以外の組織による食品流通の規制のために存在する組織。
 特に公安部には、政府より逮捕権が与えられており、やむを得ない場合は、自己判断での銃火器の使用も許可されている。

【この世界の食料】
 国営企業、THS(Total Harvest Supplier)社開発により、合成タンパク質、MOI(Meat Of Insect=食用昆虫から肉っぽいものを生成)と、THSが管理する管理農場でのみ生育可能な一部の野菜(ほとんどの「野菜」は、絶滅危惧種として管理され、THS以外の団体・個人による生育が禁じられている。たべるなど言語道断)によって、人類の主要栄養素を管理されている。

 肉・魚・各種穀物・野菜・調味料に至るまで、自主的流通を禁止され、国営企業によって生産されたものが、政府によって配給されることになった未来のお話。


サポート頂けましたら、泣いて喜んで、あなたの住まう方角へ、1日3回の礼拝を行います!