覚え書き「べついちご」あらすじ(激しく18禁注意)

通信講座のスクールの受講をはじめました。
バックアップ的に一旦ココに保管します。
作品として成立させるような方向性になってきたら削除の予定です。
18禁指定の表現が、恐らくあります。
苦手な方はこの時点でブラウザバックをお願い致します。

キャラクター表はコチラ↓

https://note.mu/ozzyzow/n/n1bef10255ddc



*四章からなり、章ごとに「ケイゾー」・「ミユ」の双方の視点が交互に入れ替わります。
大人側の黒い思惑とヒロイン側のエンディングへの着地を考え、この手法をとりました。
また、ミユの母はあらすじには登場しませんが、彼女の生い立ちや暮らし向きを浮き立たせる存在として、またミユが嫌悪する女性像の代表として、本文中には登場します。

1章(ケイゾー視点):
3ヶ月続いた人妻のセフレ、【ユミエ♀(40)】から
「夫とのセックスレスが解消した。あなたとの関係を解消したい」
と言われて関係を解消したばかりの【ケイゾー♂(45)】は、次を探す気力も性欲も尽き、ユミエと出会ったサイト『ニコニコメール』も、ポイントを使い切って退会してしまおう。あわよくば最後に若いコを抱くのもいいかと、普段見なかった10代・20代の女性会員ページをめくっていた。
ポイントも尽きかけた時、掲示板に出ていたミユの即会い募集を見かけ、クリックする。そこで、捨て鉢ながらも読ませる文章であるミユの日記と、そこから垣間見える彼女の生い立ちが「カネになる」と踏んだケイゾーは、ポイントを買い足し、サイトメール(これにもポイントがかかる)でミユに『ゴム有別2か生F飲み有苺』の条件でアプローチを開始する。

2章(ミユ視点):
ともかくも会いましょうという事になり、ケイゾーはミユと池袋東口のLABI本店前で待ち合わせる。
会うなり腕を掴み耳元で「お前、未成年だろ」と囁く。補導をチラつかせるケイゾーと条例違反を盾に取るミユ。

 ケイゾーは
「月2万でバイトしねぇか? クソの足しにもならねぇ日記に、値段つけてやるよ」
 と、『ミユの日記を買い取る』契約を持ちかける。渋るミユに
「じゃあ3万。そのかわり月イチでヤらせろ」
 と持ちかけ、交渉が成立する。

3章(ケイゾー視点): 
その日からミユは日記をサイトには公開せず、サイトメール(サイト内でのみ使えるメール)を利用してケイゾーに送る。
過去に公開された日記分も含め、ミユの日記はケイゾーによって校正され、一つのコンテンツとして再編され、仮面女子高生作家の処女作として、ケイゾーの勤務する出版社発行の誌面に連載され、好評となり、書籍化の運びとなる。
重版がかかり、原稿料だけでなく印税が発生する段になり、ミユは日記の著作権を主張し始める。

終章(ミユ視点): 
しかし、覚書もなく契約を結んだ訳でもない、口約束すら交わされていないものに権利が発生する訳もなく、ケイゾー及びケイゾーの出版社により完全に揉み消され、ミユとは関係のないコンテンツとして独り歩きを始める。 
この時ミユは、人生で初めて「くやしい」という感情を感じた。
「アイツらが奪ったワタシの一部を取り戻す」
と自分に誓い、ライターとして名を挙げると決める。その為に必要な執筆用のPCの購入の為、アルバイトを始める為の履歴書を書いているシーンで終了。(誓いエンド)



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