PARK with my child

設定

公園で遊ぶ父親と男の子
男の子は車が大好き
父親は車が嫌いだったが、子供の姿を見て幼少期に自分自身も車が大好きだったことを思い出すハートフルな物語

ストーリー
僕には2歳の子供がいる

私の子供は車が大好きだ

私にとって車とはあまりポジティブなものではない

騒音を発生されたり環境問題のようになったりする
家の目の前の道路にはたくさんの車が往来しており日々騒音に悩まされている

いつの日か僕は車が嫌いになっていた

私の子供を見ているとまるで真逆だ

彼は車が大好きだ
できるだけ車の近くに走り出して車を見ようとする

道路の方まで駆け寄って車と青よくはぶつかってしまうようなことさえある彼にとって車は騒音とかそういうものじゃない今思えば僕自身も小さかった頃は車が好きだったただいつのまにか今みたいに車っていうのはうるさいものだなーっていう風に変わっていった

危ないよ

目の前を大きなトラックが横切った
荷台がいっぱいになるほどの土を詰め込んでいる

そこを見て子供がすかさず駆け寄っていく

トラック白い軽自動車いろんな車がすごい勢いで目の前を通り過ぎていく

公園の周りには散歩をする人ジョギングをする親子いろんな人がいる


実は今日は雨が降っていた

今は止んだけど公園には水たまりができている
アスファルトの上も水で光っている

子供が突然走り出した
走り出した先は見ると小鳥が止まっていた
芝生で一休みしていたのだ

ことりへ向かって子供が一目散に駆け出す

嫌な予感がした子供が転んでしまうのではないか瞬間的にそう思った
その2秒後彼は転んでしまった

しかも運悪く水溜まりの上に

抱きかかえるとズボンから上着までどの水がかかっている

彼は泣き出してしまった

私はすぐさまリュックからおしりふきを取り出した
慌てて23枚取り出すと彼のトレーナーやズボンを吹き始めた

砂がこびりついて簡単には取れない

またトレーナーのズボンも泥水でびっちゃりだ

これはもう帰るしかないと思った
すかさずリュックからゼリーを取り出した

ウイダーinゼリーのように子供でも簡単でもできるタイプだ

彼はこのゼリーが大好きですぐに泣き止む

私にとっては必需品だ

これがないと公園が大好きな彼は公園から離れようとしない

だから帰るときはいつもこのゼリーを飲ませながら車に連れて行く

そうすると彼は泣き出さないからだ

ゼリーを口にくわえながらおんぶされている

すたすたと歩いていくと、突然子供がおんぶから逃れようとする

どうしたんだと思うと思った

すると彼は一目散に芝生の上には住んでいる小鳥めがけて走り出した


自分が泥だらけになっても興味があるものにはがむしゃらに突っ走っていく

私もそんな時があったなぁと思う今日この頃であった

おしまい


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