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こんにちは、不妊治療 No.0

こんにちは。

初めは自己紹介と私の不妊治療についての考え、このマガジンをはじめるに至った訳を書きたいと思います。

私は、オズマジョという名前で文鳥のちょっと可笑しみのある雑貨を作るハンドメイド作家をしています。noteは、主にその作家活動のお知らせや気まぐれに描いた絵などを載せるものとして使用しています。

ありがたいことに、今現在私のような個人作家のTwitterは1500人ほどフォローいただいている状態です。作家としてはものすごく多くもなく、個人としては少なくもないと思います。

でも、もしかしたら…

今や6組に1組の割合で不妊治療を受けたりしているので、
不安を抱えていたり、他の人の体験談などを読みたい…と思ってる方一人にでも引っかって、少しでも役に立てたらいいんじゃないかと思って始めることにしました。

といっても、夫に連れられて不妊専門病院の門をたたいたその日に、不妊治療についての「愚痴や忘却メモ用」の別アカウントをTwitterで作って、ブログも立ち上げて連携していこう。。。と思っていたのですが。それから2年ほど書き出さずにいました。

理由はいろいろあるし、忙しさにかまけていたのが全てなのですが、、、

自分の中でやっと決断したりはっきり方向性が定まったのと、顕微授精を行った今こそ書き出す時だなと思ったので始めようと思います。


まず、初めに基本的で大事なことをお話したいと思います。

私は、正直子供を持つことにそれほど前向きではありません。かといって、欲しくない訳じゃない。

「できたらいいね」くらいです。

今現在、高度不妊治療を受けていますが、それでもまるで他人事のように思っています。「できたらいいね。でもできなくてもそりゃしょうがないよ」と。

なので、「どうしてもほしい!授かりたい!」と強く思っている方やその事で悩んでいる方にとっては、不愉快な思いをさせたり、消化不良を起こしたりするかもしれませんので、ご注意ください。

このマガジンでは、それほど前向きでもない私が、いろんなことを思いながらも高度不妊治療を受けた事を書きます。

なぜなら、そういうブログなどほとんどないから。

どうしてもほしい!と願ってる人のブログや、妊娠に至った体験談のブログ、または続けていたけれどあきらめた人のブログ。基本的に妊娠にめちゃくちゃ前向きの人のはあるんですよね。

まあそりゃそう。不妊治療は自己負担です。望んでないなら、やらなければいいだけ。

そんな私でも不安を抱え、さまざまなワードで検索をかけてむさぼるようにそういうのを読み漁りました。でも、「めちゃくちゃ前向きな人」のブログや体験談って「重く」感じてしまうのです。不妊治療を受ける資格ないのでは…と思ってきてしまうのです。
なぜなら共感できないから。
なので、さらに病院に行きたくないなあ…めんどくさいなあ…とどんどんいやだいやだという気持ちになりました。そんなこと思っても口にするのも「悪い」ことみたい。。。
(え、でもダメって事なくない?)

基本的に望んてるのは「妻」?それってほんと?

病院でも先生や看護師さんは具体的な方向性の決断など、ほぼ「妻」に話します。

うちの場合、どっちかっていうと「夫」のほうが望んでいて、男性不妊治療も積極的に受けています。
が、実際は具体的な治療を決断すれば女性に多大な負担が強いられる。
なので、「妻」にはっきりと決断させるんだと思うんですけどね。

ともかく、そういう「夫が望んでるので、なんとなく不妊病院に行ってみました」って人って結構いると思うんです。

だから、私が書いてみよ・・・と。


あと、書きたいことが2つあるのです。

まず1番が具体的にかかった「金額」 それと、「スケジュール」です。

具体的に本当に知りたかった。

また、これは仕様が無いことなのですが不妊治療って「人それぞれ」。
まったく体の状態が違うので、かかる費用もスケジュールも全然違います。

赤裸々に語る「エッセイ漫画」など何冊か読んでみたのですが、なかなか書いてありません。

妊娠したしないにかかわらず、全てが終わった後トータルでこの位かかってるなあ。。。って感じのことは書いてあっても、無事に妊娠した方は喜びでそのあとの赤ちゃんとの生活について詳しく書いてあってなかなか分かりにくい。当たり前ですよね、赤ちゃん生まれたらそりゃ嬉しいもん。

また、著名な方が具体的な金額を書いたりすると色々あるんだろうとも思うし、自己負担である以上、病院にもよるんだとも思います。

あまりに高額なので考えたくないし知りたくない、見て見ぬふりをして気持ちに折り合いをつけていて、あまりお金のことを書きたくはないと思う気持ち、今は分かります。

けど、私は知りたかったのです。始める前や、治療途中に。具体的な例を。自分はその例に当たらないとしても。

なぜかというと、そこで決断や判断の材料になるし、覚悟ができる。


病院に行ってみて、自分たちがどの状態なのかを知るのは絶対お勧めします。必ず夫婦揃って。

ただし、それぞれの価値観を図るのに、その治療が今後どのくらいかかるのかは重要なことですよね?

あと、仕事をしている女性にとって、どの程度の急な休みを強いられるのか。ほんとに知りたかった。けどそういうの書いてるの見つけられなかったんですよね。先生に聞いても実際に始まるまでよく分からなかったです。仕事辞めなきゃキツくない??とか不安でした。


私の場合は、色々検索して体験談などやつぶやいてる人などの総合金額と病院でもらう料金表を鑑みて、大体この位かかるだろうもしかしたらもっと掛かるかもと大目な金額を予想して(実際はほぼ当たってた)、どうするの?と夫に聞きました。

すると夫はそれでも挑戦してみたい、助成金もあるしそこまでかからないだろうと気楽な感じの憶測をしました。また、40歳までは諦めたくないと。これは夫の考え。

それほど不妊治療に前向きではない私は、1つだけ最初からはっきりと根っこに思ってることがありました。

将来「我々のやれるだけのことはやった」と思いたいという事。あの時…と後から後悔とかしたくないなと。

なので、我々の金銭面の中と私の負担の大きさに対する思いで、「1度か2度が限界。それをもって、諦めてほしい」と夫には伝えました。まあ、まだ今現在途中の状態でこれを書いてるので、これから先どうなるかわかりませんが。。。


ともかく、このマガジンを始める経緯と思いを書かせていただきました。

長々と失礼いたしました。お付き合いいただきありがとうございます。

次回から、すこしずつ実際に受けた内容などを書いていこうと思います。

それでは、また。

近いうちに。

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