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こんにちは、不妊治療 No.1

こんにちわ。オズマジョです。

今回は初めてVIFクリニックに足を踏み入れることになった…から始めようと思います。
(※前回はこちら)

2年ほど前のある日、夫に「不妊専門病院に一度行ってみない?」と言われました。

結婚して3年。

「そろそろちゃんと考えたら?」とか「一度病院に行ってみたら?」とか、「今欲しくないなら卵子を保存する方法もあるんだよ」…など
主に、
様々な理由の末子供をあきらめた先輩夫婦や、
不妊治療を受けた末に授かった方などから、
アドバイスをいただくことが多くなっていました。
後で後悔しないようにね、ちゃんと考えたほうがいいよ。と。

不思議と、自然とできた方々や親せきなどからは特に何も言われませんでした。私を知ってる人は、それほど子供好きではないというか苦手であることを知っているので、言っても無駄だなと思われていたのでしょう。
また、中には居る「子供がいることがステータス」と思っていて、かつ少し意地が悪い方々にとっては、何を言ってもプレッシャーを受けない私に話しても面白くないというのもあるのでは・・・?と悪い気持ちで思ったり…。ほらよくいるでしょ、親戚などに1人くらい…

ともかく、素直にそうだなと思うものの、作家活動を始め面白くなってきてる私は、「そのうちできるよきっと。でもまあ、今できても困るけど…」と、うわの空でした。

なので、夫からそういわれて、
さらには「予約するからいつなら予定空いててる?」と言われたときは、あらこの人はホントに子供が欲しいんだね…と妙に感心しました。

確かに、夫は時々たとえ話で「子供ができたらさ・・・」というのをよく言っていたので、出来れば欲しい方なんだろうとは思ってましたが、まさか専門病院を具体的に探し出して、さらに予約までするとは…

私もそのうちできると思ってはいたので「子供ができたらコレやめてよね!!」とかよく引き合いに出して文句を言ってたりしていましたけど。
どこかで、子供はできないだろう。
それもそれでいいじゃん。
文鳥のほかに少し大型のインコちゃんとかもお迎えとかしちゃおうよ!と思っていたので、正直驚きました。

その病院は、夫の知り合いで実際に通っている方がいて、色々話していくうちに「紹介してするから一度奥さん連れて行ってみたら?」とアドバイスをいただいたらしいのです。
そういう話をできる環境だったというのもかなり大きなきっかけだったのでしょう。

夫はてきぱきとその場で電話をして予約を取り付けました。
きっと、「行ってみない?」くらいでは私は「そのうちね」とまったく腰を上げないことを知っていたからでしょうね。
それも、本気なんだなと伝わってきました。

具体的な病院の名前は書かないでおきます。

週末、予約したIVFクリニックに入ると、多くのカップルがそこにいました。

てっきり、女性ばかりが多いかと思っていましたが、多くの男性が並んでいたのでこれは夫も来やすいだろうなと感じました。

まずは、不妊についての基本知識や治療法方などの知識を得るために、2人でDVDを見ました。

そこで、不妊はいままで多くが女性側に原因があると思われてきていたが、実際は女性45パーセント、男性45パーセントの同じ確率。
さらにどっちにも異常がないように見えても、どうしてもできないのが10%の割合。
なので、不妊の検査は夫婦そろって受けないと意味がなく、前に進めないとのことでした。

そりゃそうだよ!と一丁前に思い、あとから新規で受診された方が女性一人でそのDVDを見ているのを見かけると、「おい!彼女の夫よ。ちゃんとしたれや!」という気持ちが沸き上がったり…(私の方が引きずられてきたのに)

それから、別々に呼ばれてそれぞれ診察を受けました。

問診の後、超音波検査。

その際、後から知ったのですが子宮頸管にポリープがあって、小さなものだったのでさくっと切り取ったのだそうです。

一応念のために病理検査に出しますといわれ、思わぬところで「ひえー」という感じでした。痛くもかゆくもなかったので良かったのですが、病理検査と言われると不安になってきます。
両親共に癌で亡くしているため、お腹の底が重たくなるような気持ちに…

診断の結果、私は結構大きな筋腫がいくつかあるとのことでした。
場所としては、妊娠には影響のなさそうなのでこのまま経過を見て問題なし。
だが、このまま妊娠をしない場合は50歳くらいには、手術が必要になるだろうという事でした。

確かに、筋腫はあるだろうと分かっていました。
生理が年々重くなっているし、親戚にもっている人も多く、母はおそらく最終的には筋腫が原因で癌になり数年前に亡くなっています。

やはりそうなんだ…とはっきりとした事実となって分かり、少なからずショックを受けましたが、来てよかったなと思えました。
しかも、ポリープ切除とかまでしましたし。それを病理検査に出すもの、両親が癌で亡くなっている事から、可能性は低く無いからだとはっきりと思い知りました。

これからいくつか検査を受ける必要があるとのこと。
それは、今すぐに受けれない検査がいくつもあって、後日受ける事となりました。
生理中などに受けないとわからない検査や排卵がちゃんとできているのか?とかそういうのもです。
また、不妊治療は基本病気では無いので、自己負担の検査が多いこと。なので、こちらの決断が必要です。

そして、これから私は体の様子で予定を組み、それによっては会社を急に休まなければ検査さえ受けれないことがかなり出てくるんだなと分かりました。

また、基礎体温をちゃんとつける必要がある事。

病院に行くのが分かっていたのもありますが、生理の日を管理するためにルナルナというアプリを使って基礎体温をつけるようにしていたので、あーよかった。怒られないで済むわねと密かに胸を撫で下ろしておりました。

夫も診察を終え、会計を待ちました。

夫はどうだったのか聞いたところ、「あまり数値が良くないので、男性不妊専門の先生に診察を受けるように言われた」とのこと。

改めてその先生が空いてる日に予約を入れ、お会計。

夫と合わせて11580円

早速1万円越え!!ぎゃびー!!と思いましたが、その多くが私のポリープの病理検査料なのでそれがなかったら、二人合わせて4000円くらいだったようです。
今回は不妊外来とはこういうもの、色んな検査を今後受ける必要があるけどどうしますか?とか基本的説明を受け、今後の予約を取る日でした。


それでは、長くなったので、また次回へ。

お付き合い頂きありがとうございます。

また近いうちに。

前回の No.1 自己紹介の回はこちら

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