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こんにちは、不妊治療 No.8

こんにちは、いよいよ私の体外受精が始まりました。

血液検査を受け、先生と話し合い、排卵誘発剤の自己注射の回数と来院して注射を打つ回数を決定。
毎日注射に通える方がいいみたいだったけど、仕事をしてると言う話をしてたので「何回来れそう?」ってまず聞いてくれるのが良かった。
あと、ここは担当医が決まってないのだが、体外に進んでからは同じ先生がずっとみてくれるみたいで一安心。
たしか、勉強会の時の説明をしてくれた先生だったので、体外受精専門の先生なのかも。
自己注射は高いので、なるべく来院して打って欲しいけど、私が無理しないでこれるのは一回だったので、その分飲薬を併用しようとの事だった。

その日は右腕に注射。筋肉注射なのでほんとに痛かった。

それから、ゴナールエフというペン型の自己注射の打ち方を教わって、それと合わせて補う薬も処方されて帰った。持ち帰りの注射代も含めて43000円

その日は土曜日だったので、二日後の月曜日に自己注射。

夫にわざわざ「なんと、わたしは今から注射を自分で打つんだよ!」アピールしながら打ったのだけど、やはりドキドキしすぎて少し失敗。
(怖いのを隠すためにふざけすぎた)
打ち終わったあと、針を少し10秒くらい動かさないで待ってから抜かないといけないと教わっていたのに、すぐ抜いてしまってピュッとほんの少し薬が出てしまった。
小さな針でペンみたいになってるので全然痛くない。

でも…緊張する…

水曜日、病院へ行き注射を打ってもらう。
注射代は、3000円余りだった。
注射だけだったのですぐに呼ばれて終わった。

やはり自己注射って高いんだなあ。

金曜日、また自己注射。
その間、飲み薬を忘れずに飲んだ。

土曜日、診察。
血液検査の末、採卵日が決定。
「月曜日ね!」と言われて、慌てて休みを取った。

その後注射を打ってもらい、帰ってからすぐにゴナールの自己注射の残りをもう一度注射するように言われる。

その日は盛り沢山だった。
それから、指定の時間に点鼻薬と新たな自己注射を打つように言われる。

その新たな自己注射が、今までのペンシル型と違い、ザ注射という針が長いやつで思わずたじろいた。
こ、こわい!
しかも時間が決まってるので、その時間は厳守するように固く言われる。

…しょうがない。やってやろうじゃない。

でも本当に、ちょっと怖かったし痛かった…

注射を打つとき、夫も横にいたのだが、さすがに
「え!それ自分で打つの?大丈夫?!」
と心配していたし、みないようにしていたみたい。
私も本当に怖かった。
早く終われ終われと思いながら思い切って打った。痛かった…

占めてその日は持ち帰りの注射や薬で合わせて17000円

日曜日、朝と晩に今度は排卵を抑える薬を飲む。
月曜日に合わせるように。
調整するとのこと。

そして、月曜日。
採卵日!

朝一番、夫に採精してもらったのをもっていざ病院へ。
麻酔の座薬を入れ、超音波で排卵してしまってないかをみてもらった。

大丈夫。

さあ、いよいよ手術室へ。

8個卵が取れたら万々歳だよと言われていた。

私の場合、結構大きな筋腫があるので全身麻酔をすることになっていた。

着替えを済ませ、手術台に横になった。

「緊張してる?」と看護師さんが優しく手を握ってくれた。
手術台なんて、そりゃ緊張する。
内心、うわー!手術ー!って思っていた。

「はい、少し」

「大丈夫だよ、麻酔をするしあっという間だよ」
と優しく手をぎゅっと握ってくれた。
看護師さん…ありがとう。

それでは、麻酔を入れていきますねと言われて、だんだんと眠くなっていき、「終わりましたよ」と声をかけられて、気づくとベッドに寝ていた。

あっという間だったなあと思ったが、だんだんとお腹が痛い気がする。

麻酔はまだ効いていてぼーっとしてるけど、痛くて寝れない。
いよいよ痛い。
痛い痛いと思っていたところに先生がやってきて、どうやら卵がたくさんとれたので、合併症が怖いのでその合併症を抑える薬を入れるから、同意書を書いてくださいとのことだった。

点滴に薬を足されて、しばらく痛いながらも、うとうとしていた。
薬が効いてきたのかお腹の痛みもましになってきた。

カーテンの向こう側で声がする。
もう何度目かの採卵なのか慣れたもんみたいな感じの話が聞こえたり、本人確認で生年月日を毎回聞かれるんだけど、私よりずっと年下の子が要るなあ…と思ったり。
「付き添いの旦那さんにこっちきてもらいますか?」と聞かれた奥さんが「え!まだ居るんですか?!あ、もう先に帰ってていいよって伝えてもらえます?」とサバザバ答えてるのとか。
(分かる分かる…)
全身麻酔じゃない人たちは、普通に歩いて帰ってきて看護師さんと話したりしているのをウトウトしながら聞いていた。

点滴も終わり、お腹も痛くなくなってきたころに、看護師さんに付き添われてトイレへ。

尿が出ればOK。

大丈夫そうですね。終わりですよー、着替えてください。と言われてそそくさ着替えを済ませた。

飲まず食わずだったので、お水とお菓子を渡されて待合室で食べた。

食べ終わったころに診察に呼ばれる。

「なんと、卵が27個も取れました!いやあ、今月ダントツトップだね」

え、目標8個でしたよね。27個?!

なんだか照れくさくて笑ったが、いやまて待て。
それっていいことなの?
なんか合併症とか言ってなかった?

「確かに炎症とか合併症は怖いんだけど、オズマジョさんの卵は結構状態がいいので、うまくいけばもう一生採卵しなくていいかも。」

とのことだった。

それは嬉しい。嬉しいぞ。もう二度としなくていいのはほんとに嬉しい。

結局、ウチは体外受精はせず、全て顕微授精ということになった。また、卵がたくさんとれたので複数のやり方で顕微授精をすることに。先生の経験上、かなりいい方でしょうといわれて嬉しかった。

あと特にすごく急いでいたりしているわけでもないし、子宮も炎症しているかもしれないので、凍結させ、何周期か休ませてから移植する方向だった。

卵が取れ過ぎた影響で、飲み薬を処方され、もう一度合併を防ぐための点滴を数日後に打つことに。
その時に、卵の経過を聞くことになった。

さて問題は、会計だ。
卵が多い分お金も高くなるのだ。
しかも全部、顕微授精…


ドンっ

「430000円也」

カードの限度額を思わず確認…

わーーー!わかってたけど、すごいーーー。


ただし、これから顕微授精をしてたくさん成功しなかった場合、残った数での計算になるのでもしかしたら結果によっては返金になるかもとのこと。
うまく行って欲しいけど。
少し返金にもなって欲しいような…

いやいや。難しい問題。うーん...



今回はここまで

それでまた次回。。。

かなり時系列に並んできたので、そんなに進展していません。これからは、少し更新ゆっくりとなります。数ヶ月先になるかも…

暖かく見守っていただければと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

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