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ラジオドラマ『NISSAN あ、安部礼司』が17周年、私も教員採用になって17周年

 テレビもドラマもほとんど見ない私ですが、聞き続けているラジオドラマがあります。TOKYO FM系のラジオ『NISSAN あ、安部礼司』。放送初年度のシーズン1から聞いていますが、その年は私が教師に採用なった年なんです。

 ラジオドラマが17年も続くなんて奇跡的なことだと思うのですが、面白くてなんか聞いてしまうんですよね。耳からの情報だけで、思わずくすっと笑ってしまうことがあるのがなんとも言えません。個性的なキャラクターばかりです。
 ちなみに私は聞き逃さないように録音して通勤中に聞いています。興味がある方は聞いてみてくださいね。

 3月末になると次年度も番組も続くのかの発表があるのですが、どきどきです。それと同時に採用になってからの年数も思い出し、あっというまの月日を感じます。

 正式採用になる前の数年間、非正規雇用の「講師」で先生として学校で働いていました。教員採用試験も毎年受験し不合格。「教師は向いていないな」と思い、転職を考えて、大手転職サイトに登録していました。実は企業側からオファーをいただいて面接も受けに行ったことがあります。もしかしたらその中小企業でそのままエンジニアとして働いていたかもしれません。しかし、幸か不幸かその年の教員採用試験に合格していたため、教師でがんばってみようかと思い、そちらの企業はお断りしました。
 ちなみにその面接を受けに行った時点で、教師の職業を選ぶことをお伝えしていたのですが、せっかくの機会なのでお話を聞かせていただきたいし、会社を見せていただきたいとお願いしたら、快く受け止めくださいました。良質の企業でした。

 ラジオを聴きながら、春に毎年このことを思い出します。

 教師という職業選択は正解だったか、わかりません。今でも自分には向いていない気もしますが、良質でかつ面白い学校や授業、教育現場になるように、もうしばらくもがき続けてみようと思います。

 先日は勤務する高校の入学式で、若いころに関わった生徒に入学生の保護者として会いました。立派な大人になっていて、おどろきと同時に、嬉しくなりました。
 こういうのは小さな自治体ならではですし、教師の仕事の醍醐味なのかもしれません。

 この業界で働くのも長くなり、歳も感じました。

 そういえば、ラジオといえば、数年前に残念ながら放送が終わってしまった、TOKYO FM系の『SUNTORY SATURDAY WAITING BAR AVANTI』これも面白い番組でしたね。私、テレビよりラジオが好き。

 ということで、今回の記事はちょっとした自己開示でした。4月の仕事は慌ただしくて、余裕がありませんね。

#教育 #教員 #教師のバトン #ラジオ #安部礼司 #abe02 #はたらいて笑顔になれた瞬間

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