標

得難い人生を歩む者達だから
それぞれの道程に示唆がある

例えば2年の冬
インターハイで敗れた後
次の一歩をどう踏み出していたのか

わたしの心にも深く刻まれているはず

時の流れは速い

高濃度の時を過ごせるかどうかは
自分ごとと捉えた者たちしだいだ

道は多くの幸福から造られる
手を繋ぎ　心をひとつにして
ともに進む準備に取り掛かろう

彼らは希望の種火だ

銀盤に在り　灯を絶やさぬよう
絶え間なく風を起こし　駆け続けている