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リンクのお友達🏒

アイスホッケーを応援していると、リンクに足を運ぶだけでたくさんの方々と知り合います。小さなお子さんから年配の方まで、大勢の方と関わることができました。

今日はそんななかでも、毎日のように練習の応援を共にしている、リンクの友達のことを書いてみようと思います。

彼女は、わたしとちょうど30歳年が違います。
親子ほどの年の差があり、十数年前には先生と児童の関係でもありました。でも今では友達です🤗

年は違うけれど話は合います。
推しているのが、アイスホッケーと日本ハムファイターズとSnow Manだからです。とにかく話題の尽きることがありません。

わたし達はいつも、スタンドからリンクを観ながらアイスホッケーについて話をしています。
わたしは未だにアイスホッケーの技術的なことは分からず、熱量のような光るものの印象を見ているのですが、彼女のアイスホッケーをみる目はとても確かで、わたしの気づかないことをしっかりと見ています。

そんな彼女はとても頑張り屋さんです。
わたしは無職ですから、午前中に練習見学をしても午後からはのんびりと過ごすことができます。
彼女は12時からがお仕事なので、リンクからそのまま職場に向かいます。
仕事の終わりは20時半。朝ももう少し休んでいたいところでしょうが、10時の練習開始に間に合うようにまたリンクに足を運びます。

彼女は写真を撮る人です。
アイスホッケーのプレー写真を撮るのは、とても難しく技術のいることです。それは、どのスポーツよりもずっと速く複雑に動くからです。

良いプレーを画面におさめようとしても、見切れてしまったり残像のようにぶれてしまったりします。
納得のいく1枚を撮るために、とてもたくさんシャッターを切ります。
普段の練習なら400〜500枚。試合になれば2000枚になるほどの枚数を撮るそうです。

それら全てに目を通して、SNSには選りすぐりの数枚をアップします。それを毎日繰り返すなんて、本当に頭の下がる頑張り屋さんです。

彼女のアイスホッケー愛は、子どもの頃から長い間続けてきたアイスホッケーノートにも表れています。試合結果と詳細をまとめたノートは、実に十数シーズン分にもなります。彼女は心からアイスホッケーを愛する、生粋のアイスホッケーファンです。

北海道ワイルズは、3月末をもって東京へ本拠地を移します。練習を見にリンクへ足を運ぶのももうそれで最後になるでしょう。

わたし達は、それまで出来る限り足を運ぶつもりでいます。
そしてスタンドから見たことを、彼女は写真でわたしは詩にして伝えていきます。

精一杯応援したとわたし自身が思えるように、残りの日々も30歳違いのアイスホッケー友達と、変わらずリンクに通い続けたいと思っています。

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