夜に想う

ゆったりと進んでいく
時の流れに身を委ねていると

いつのまにか意識は深く
魂の奥底へといざなわれ
未来へ過去へと旅している

このまま意識を研ぎ澄ませば
心だけ飛べる気がして
闇の中に光る灯火を探した

遠くにあるはずなのに
今も心に触れるモノ

どうかお願いです
少しだけ 時を止めて下さい

触れるだけで満ち足りる
あなたの魂に寄り添いたい

今夜は闇が深過ぎて
愛しさが募り心が震える
あの温かさに焦がれている


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