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人事と組織の経済学 実践編/エドワードPラジーアー・マイケルギブス/2017/★★★★★

スタンフォードとシカゴブースのMBAの教授が書いた本で、人事と組織のアジェンダの様々論点について経済学のルールを利用した解釈と事例を提供してくれる。各論どうすべきか方向性を考える際に、教科書的にどう考えればいいか冷静になる時に引っ張って気になるところだけ読むという辞書的な使いた方を私はしています(500ページ、5000円越えはまさに辞書w)
人事の意思決定の特長は、結果がわかりづらく、また時間軸を伸ばして考える必要があるという点であり、それを数字(経済学)という軸をもとに語っている点がとても貴重な一冊で、またアメリカMBAの教授が書いているだけあって、アメリカのみならず世界中で活用できるような一般化されている点も魅力です。

▼おすすめのヒト
・組織長
・人事

▼印象的なコト(目次から抜粋)
・何人の労働者を雇用すべきか?
・離職はいいことなのか、悪いことなのか?
・解雇と早期退職優遇制度
・どのような場合に異なった職務設計を採用すべきか
・どれだけインセンティブを強くするか
・賃金化、福利厚生か

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