続けることに拘泥るな。
経営において「一貫している」ということは大切です。
Instagramで言っていることとホームページで言っていることの一貫性。
やりたいこととやっていることの一貫性。
3年前の事業と今の事業の一貫性。
そういう「一貫性」があったほうが、お客さんにも伝わりやすいし、誤解もされにくいものです。
しかし、そうかと言って「変わらない」のもおかしいのです。
以前に決めたことに執着する。
「やる」と決めてしまって無理なことが分かっているのに、続ける。
体力も、家族も、住居も、年齢も、以前と変わったのに、「これまでのやり方」にこだわる。
これもまたおかしな話です。
ここはまさしく「不易流行」、変わらないもの(不易)と変わりゆくもの(流行)のバランスを取ってこそ、ホンネすなわち天意に従う経営につながるというもの。
むしろ、この時代の経営においては「変わり続けること」が大切だと言えましょう。
では一体、何を変えていくべきで、何を守り続ければいいのでしょうか?
まず、変えざるのは「あり方」であり「志」です。
自分の生き方の土台であったり、哲学であったり、そういった自分の「芯」にあるもの。
そういうものを「自覚」しておくということです。
人は天命から逃れられるものではありません。
人はかならず天命に生きるのです。
あとは「自覚」するかしないかで成果も生き方も変わってくる。
ですから、まずは「天命の自覚」であり、つまり「志を立てる」ということになります。
そして、ひとたび決めたのならば、それは変えるべきではありません。
たとえば、売上にこだわる前に、お客さんの幸せにこだわるとか。
真摯に、誠実に、まごころで対応するとか。
そういった「あり方」に関してはブラしてはいけない。
不易の部分になります。
一方「やり方」というのは、どんどん変えていけばいい。
ブログをやってみて違うと思えばインスタに変えればいいし、ピンとこなければYouTubeに変えてみればいいし、それでもダメならTwitterというふうに、どんどん変えていけばよいのです。
時代によってツールは変遷していきますから、つねに最新の勉強を続け、最適なツールを使っていく。
それがお客さんのためになるんだと思えば、何でも使っていく気概が必要です。
つまり簡潔に言えば、
「あり方は最初に定めて変えるな。それを達成するためのやり方に関しては、どんどん変えてもよい」
ということになります。
しかし、「あり方」というのも年々深まっていくものなので、ある程度は変遷していきます。
人に触れ、実践し、検証していく中で、
「このあり方がベストだ!」
というのが、だんだんと深まっていくのです。
これは僕の考え方でいけば、年々努力していくなかで「天然自然のじぶん」が輝いてくるのです。
余計な考えや筋肉がそぎ落とされ、天意に沿った「わたし」が出てくる。
そうなると、使う言葉や立居振舞も変わってきます。
だからこそ「あり方」も変化していきますが、それは明後日の方向に変化するのではなく、
「同じ方向に深まる」
ということなのです。
ここには一貫性があり、やはり不易の部分になります。
そして「やり方」は、日々研究して、新しいもの、さらに効果のあるものを工夫していく。
そうやって「変わらざるもの」と「変わりゆくもの」のバランスをとっていくことで陰陽が整い、そこにムスビ(創造性)が生まれるわけです。
つまり、
「一度決めたからといって無理に続けなくていい」
「毎日毎日、じぶんのホンネを問い、そのセンサーを精緻にしていく」
ことが大切であり、
「ひとたびホンネに変化があったのならば、躊躇なく変えていく」
という「勇気」も必要になっていく。
「ホンネとズレた言動」に対しては、自然の摂理としてかならず「違和感」が生じるようになっています。
その「違和感」を丁寧にキャッチする。
そして違和感をキャッチしたのなら、即座に道を転換する。
そういう「腰の軽さ」がホンネ経営には必須なのであります。
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