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地元会津で介護予防や健康づくりを広めたい理由

6年前(2016年)
埼玉から地元会津にUターンをしてきて
介護予防分野で働こうといくつか施設見学をさせていただいた。


私はその時、衝撃を受けた。


その頃、ちょうど会津でも運動特化型のデイサービスが広がり始めた時期で、


関東では、すでに運動特化型はメジャーであり
さらに次の段階へ進もうとしているのに


会津では、今始まろうとしている…。
運動特化型と言ってもどんなことをするのか見たことも経験もない専門職がまだまだ多かった。


そして、デイサービスといえば
大人の幼稚園みたいで行きたくない。
行っていることが知られたら恥ずかしい。

利用者さんからしても
そのような感覚もあるようだった。

それは、それは

衝撃だった。


同じ日本にて、こんなにも情報があふれているのに。こんなにも遅れているのかと。
私の感覚では5年分ぐらいは遅れているように感じた。

これが地域格差なのか…?と


遅れていると何が問題なのか
それは

“命や人生にかわる質の良いサービスが必要な時に受けれない“

ということだ。



私は、
リハビリテーションや介護分野に携わる中で

「これからやりたいことあったのに」
「こんな身体になってしまっては」
「もっと健康へ気をつけておけばよかった」
「なんで?自分がこんな目に合わないといけないのか」

後悔の言葉を口にする多くのヒトを見てきた。


本人だけではなく、家族も悲観的になってしまい
これからの未来に不安を抱えることも多かった。


”もう少し早くこの情報を知っていたら…”
”もう少し早くこのサービスを受けられたなら…”


救われたかもしれない。
予防ができたのかもしれない。
重症化予防できたのかもしれない。


そんな風に、後悔にあふれた地域にしたくない。

会津には、
私にとって大切なヒトが住んでいる。
大切な家族や友人には笑顔でいてほしい。
その大切な人達にも大切なヒトがいる。
その方々も笑顔でいてほしい。




そんなことを考えていたら、熱いものがこみ上げてきた。

国が?市が?会社が?誰かが?やるのを待っていたら、また受けられるサービスや情報を手にするのが遅くなる。

そこに気づいてしまった以上、
私は見て見ぬふりができなくなった。


ずっと誰かがやるのを待って、不平・不満をいう自分でもいたくない。


そう考えた時、フリーランスとなり、
今までの経験や学びや
今、学んでいることの情報を
会津の健康づくり、介護予防分野で伝えていきたいと思った。

2021年の今
会津の運動特化型のデイサービスや介護予防も活発になってきている。

しかしながら、
介護予防や健康づくりなど予防分野に携わるリハビリ職や専門職はまだまだ少ないのが現状。


超々高齢化社会が進むと同時に、若い世代から生活習慣病、ガンなど、病気を患うことも多くなってきている。


大切なヒトを守ろうと思った時

大切なヒトが
大切にしている想いやコトを守ろうと思った時

自分の人生を
楽しく、豊かにしたいと思った時

まず、必要となるのは
あなたやあなたの家族が
“らしく“いれる「健康な心身」であることでなないだろうか?

私たち世代が、
健康づくりに興味をもち「予防」の知識を持つこと
その知識を親や自分、自分の子どもに伝え繋げていく。
私たち世代がいち早く・的確な情報を手に入れるかが重要。


会津の伝統や文化を守り、会津に住むヒトの暮らしをより豊かにしていく為には
それを支えている「ヒト」を大切にすること。
その「ヒト」がいつまでも元気で健康でいてくれたなら
会津の未来はきっといいものになる。

そう思うのです。

施設で待ってるだけでは遅い。
だから、自分が外に出て地域の方々に予防を伝えて自分で予防して、

大切な人たちが、
らしく生きれてよかった!と過ごしてもらえるようにサポートしていきたい。


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