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移調練習は何のため?

ピアノアドヴェンチャーにもよく出る
アメリカ指導の定番課題「移調」。

この効果を改めて感じる。

移調は、
「理論が分かってるよね?」
の単なる確認ではなく 

✅聴けてない部分が分かる
✅聴く解像度が上がる 

聴く解像度が上がると 
✅譜読みも早い 
✅音楽を味わいが深まる 

絶対音で聴くのとでは
全然世界が違う。 

正直、相対音が羨ましい…


そもそもスラスラ弾くには
音と指の連携を目指すけど、

聴く解像度の高い移調ができると(③) 
音と指の強力な連携が作れるので(⑤) 、

弾けるのも早いし忘れにくい。 
(「忘れにくい」を目指したいよね…)


そして、
同じ音程だったらコピペができるので

音階や和音、アルペジオ、転回形 
など基本の動きは全部移調で弾ける。 

ソナタ、ソナチネの再現部の移調も弾ける。 
ほんと、大量コピペができる。


もちろん鍵盤感覚を養う必要もあるけど
それが多少未熟でも

解像度が高い聴き方だったら
それを補ってくれるくらい弾ける。

ぜひ移調練習は取り入れて欲しい。




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