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ピアノの教え方 B③ ユニット5〜8

学ぶ内容

・大譜表の音符(へ音記号ド〜ト音記号ソ)
・ドの5本指スケール
・4分休符、タイなど


なぜ学ぶのか?
(ドの5本指スケール編)

「ドの5本指スケール」とは、
ドからの5音。つまりドレミファソです。

あまり聞かない用語ですが、他にも
・C5スケール
・Cポジション
・ドポジション
・Cペンタスケール
などの呼び方があり、海外では定番の考え方。

そして、

・5スケール(正確にはテトラコード)が
2つ連なると、
⇨7音スケール(ドレミファソラシド)

・3度の重なり⇨Cコード

につながります。

実は他の
「ソの5スケール」「レの5スケール」も学びますが、

全5スケールを学びつつ、
「全音ー全音ー半音ー全音」のテトラコードを
耳で感じておくのが大事です。

すると普段の移調練習との相乗効果で
全調スケールがスムーズに弾けるのです。


これを学ばないとどうなるのか?

スケール練習でよくあるのは、
・どこが黒鍵になるのか?を覚える
・指番号を覚える
という方法ですね。

これは暗記に強い方でも
なかなか難しいものです。

なぜならば、
本来は聴く力(全音・半音)を使って練習するところを
暗記力を使って練習してるからです。

しかも短調は3種類ありますから、
聴く力を使ってないと大混乱。

もう、2つ目を弾く時には
1つ目を忘れます。笑

さらに残念なことに
仮にこれができたところで、
実際は演奏に活かせてないのがほとんど。

これでは
せっかくスケール練習しても意味がありません。



そもそもスケールを学ぶ。
というのは、

仕組みの理解はもちろんのこと、
・属音(5音目)が続くから次は主音(1音目)に行くかな?
・導音(7音目)が来た!次は主音(1音目)だ!
・え?!ここでド♯?ということはレが主音(1音目)に変わるのね!

などメロディーの流れを耳で捉えやすくするためです。

ちなみに譜読みは
こうしたメロディーの流れを耳で捉えながら弾きます。

なので
指よりも脳が先行していると譜読みも早いし、
ミスタッチも少ないのです。

そんな将来を目指して、
今回はドの5本指スケールを学びます。


内容

【はじめてのピアノピアノアドヴェンチャーBで学びたいこと】
・PDF(1枚)

B①  ユニット1〜2でお渡ししたものと同じ

【動画】
B③  -  ユニット5〜8(全1時間51分)


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