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ピアノの教え方 レベルA③ ユニット 7-9

ピアノアドヴェンチャーの指導例をご紹介する動画(有料)です。(個人開催した過去セミナーを編集したものです。)

私についてはこちら

この回では次のことを学びます。

 ユニット7:全音符
 ユニット8:音の名前、鍵盤の位置
 ユニット9:ドの5本指スケール

プレリーディング

ここからいよいよ、
アメリカ指導特有のプレリーディングが本格化です。

プレリーディングとは、
リズムと指番号だけが書かれた
五線のない簡易楽譜

レッスンブックA (全音楽譜出版社HPより引用)

詳しくはこちら。


昔の私は、このプレリーディングが不安でした。
「これで本当に弾けるようになるのか?」と。

もしかしたら、
五線の音符を教えてないことで
親御さんの反応が怖かったのかもしれません。

でも五線の音符には
①音の長さ
②音の高さ
③鍵盤の場所
④どの指で弾くか?
⑤どんなニュアンスで弾くか?

の情報が含まれています。

どう考えても、ピアノ初心者にとって
これら全て同時に読むのは大変…

これが矢継ぎ早に
両手に出て来ますからね。

1音弾いては次の音を読む。
それではスラスラ弾けるまでに時間もかかるし、

そもそもリズムや流れを感じられないので
楽しくありません。

そこで開発されたのがプレリーディングです。

この段階で
・リズム
・指番号
の連携を作っておくと、

次のテキストで出てくる
五線上の音符を読みながら弾くのが
とても楽になります。

ちなみにこの場合の連携とは
「一定のテンポを感じながらリズムを読む。
さらには、指番号も同時に読む」

ということです。

実はこの「〇〇しながら△△をする」が
難しいのです。

でも譜読みって
「〇〇しながら△△をする」が必須。

仮に一つのことができても
他のことを加えた時

最初のことができなくなり
全部ができるまでに
相当な時間と労力がかかります。

その結果、
ピアノ挫折をされた方が本当に多い。

だから、五線音符が出てくるまでに
・リズム
・指番号
は同時に読めるようにしたいですね。


親御さんにも、

・音符からたくさんの情報を読む大変さ
・それによってピアノ挫折者が増えたこと
・それを回避するための方法をアメリカ指導で開発された

をお話しすると、ご納得いただけることが多いです。


内容

【はじめてのピアノアドヴェンチャーブックAで学びたいこと】
・PDF (1枚)

ユニット1〜3でお渡ししたものと同じ

【動画】
・A - ユニット7  :全音符(34分)
・A - ユニット8 ①:音の名前(28分)
・A - ユニット8 ②:鍵盤の位置(21分)
・A - ユニット9  :ドの5本指スケール(26分)


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