新たな生分解性ポリ袋の取り扱いを始めました
いわゆる「レジ袋有料化」から早くも一年以上がすぎ、「SDGs」という言葉も、全く見聞きしない日がないほど人口に膾炙している昨今。弊社「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所でも、無料配布可能なレジ袋に限らず、様々な業種の方から色々な仕様でバイオマス原料配合のポリ袋(ビニール袋)のお問い合せやご発注をいただいております。
同様にPLA(ポリ乳酸)をはじめとする生分解性プラスチックによるポリ袋(ビニール袋)へのお問い合せも少なからずいただいておりますが、単価の高さやその他の理由からなかなかご発注には結びつきにくいものがございました。そこで、この度「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所では、新たな生分解性プラスチックによるフルオーダーメイドのポリ袋(ビニール袋)製品の取り扱いを始めます。
生分解性プラスチックとして有名なPLA(ポリ乳酸)のようにある意味特殊な素材ではなく、従来の石油由来のポリ袋素材に添加することでポリ袋(ビニール袋)に生分解性を持たせる「P-Life」という製品を使用したポリ袋(ビニール袋)です。
PLA(ポリ乳酸)がコンポストや堆肥に入れることで加水分解されてから微生物によって生分解されるのに対して、「P-Life」を添加したポリ袋(ビニール袋)は光や熱などによって酸化分解し、微生物に吸収されて二酸化炭素や水に変化します。つまり「P-Life」を添加することで、石油から作られた従来の非分解性プラスチックが生分解性プラスチックに変わるということで、今のポリ袋(ビニール袋)の特性を変化させずに、これまでの工場が今の設備のまま生分解性ポリ袋を製作できるようになります。
ポリ袋(ビニール袋)自体の寿命は、添加する「P-Life」の量を変えてコントロールが可能で、「P-Life」を添加した製品も、食品衛生法・厚生省告示370号の溶出試験に適合、そもそもの成分もアメリカFDAに登録・認可された原料で作られています。
もちろん普通のポリ袋よりはほんの少し価格は上がりますが、PLA(ポリ乳酸)生地で製作するよりは、かなり手軽にサステナブルな取り組みを始めることが可能になります。
会社の資料入れや商品持ち帰り用の袋に使ってみようと思われた方、お問い合せやお見積もりのご依頼は「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所までお気軽にどうぞ。
もちろん、生分解性の物以外にも通常のバイオマス原料入りのポリ袋(ビニール袋)や、以前にもご紹介させていただいた米ぬか入りの物やPETボトル再生生地のポリ袋(ビニール袋)、こちらも以前にご紹介した再生ポリの袋などもなどもご要望や用途に応じてフルオーダーメイドで製作させて頂きますので、いずれもお気軽に「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所にお問い合わせ下さい。よろしくお願い致します。
おまけ
先週末の部分月蝕。もう少し地上の風景も入れ込めばよかったと反省中。
例えばこんな風に(こちらは合成画像です)。
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