紙袋のように使う不織布保冷バッグ
弊社「fukuroyasan.jp」でよく使うバッグ素材の一つにポリプロピレン製不織布があります。「織る」という工程を経ないので比較的安価に大量生産が可能なため、素材として使いやすいだけでなく形状や大きさにおける自由度が高いため、大きなバッグや小さな巾着や円形の小判穴手提げ袋といったように、紙やポリなど他の素材では作るのが難しいバッグを製作するのによく使われています。
今回ご紹介させていただくバッグも、そんな少し凝った形状の一つです。
舟底で縫製した持ち手のないバッグで、口部分を紙袋のように折りたたんでマジックテープでとめるタイプの保冷バッグ。製作事例に掲載しているコットンの甚吉袋と同様に、マチ部分を内側に折り込んで使用します。
工場での製作サンプルの時点では、マジックテープの位置を間違えていたため口が閉じられないという失敗作でしたが、間違いを直して細かい修正を加えた完成品を、先日無事納入することができました。
保冷用のアルミ蒸着シートとウレタン素材の内張は袋の途中まで、そこから上を不織布のみにすることで、口部分の折りたたみやすさと製品としての保冷機能を両立させています。
東京で30年以上、現在複数店舗を経営するナチュラルチーズ専門店様からのご依頼で製作されたこのバッグ、当然チーズだけに限らず、温かい弁当やお惣菜、冷たいアイスや冷凍食品の持ち帰り用にもピッタリです。サイズ変更はもちろん、持ち手をつけたり保冷剤を入れるための内ポケットを付けるなどのカスタマイズも可能ですので、「こんな保冷バッグを探していた」や「考えていたものにぴったりだ」、「うちでも是非こんなバッグを使いたい」という方は、弊社尾崎紙工所まで、お気軽にお問い合わせやお見積もりをご依頼下さい。
おまけ
お歳暮で静岡から我が家に届いた、そのまま食べるのがオススメのちょっと高級なツナ缶と、
同じく南の島からやってきた、ピパーチやカーブチーなどが入った国産クラフトジン。
外出を控えなければならず、無聊を託つしかなかった今年の正月休みの良い遊び相手になってくれました。これほど呑んで食べての映画漬けだった休みはこれまでなかったと感じる(と)です。
美味しく楽しい日々だったのは間違いないのですが、先週受けた健康診断の結果が怖いったらありゃしない。
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