見出し画像

わたしは、安心したいのだ。

彼と盛大に喧嘩した。
理由は、わたしが元カノのことを聞いたから。

彼は「元カノのことを聞いたところで、どうせ不機嫌になるのになんで聞くの?」と言った。
「でも、そうやって気にしてくれるのは愛されてる感じがして嬉しいよ」とも言った。

たしかにわたしはやきもちを妬いて不機嫌になるかもしれない。
でも、はぐらかされたり隠されたりすると、まだ気持ちが残ってるのでは?まだ繋がりがあるのでは?と勘繰ってしまうから、聞かれたことには素直に答えてほしいと伝えた。

もう完全に過去の話なら、さらっと言えるよね?というのがわたしの持論。

やましいことがないなら、なんの気持ちもないなら、それはただの思い出話みたいなもので、朝ごはん食べた?と同じぐらい軽い質問だと思う。

なのに「そうやって聞かれるの嫌やからやめてほしい」「比べて嫌な思いするから答えてないのに、その俺の気持ちはわからんの?」と。

あれ?やきもち妬かれるの嬉しいんじゃなかったっけ・・・?

私「じゃあもう聞きません」
彼「そうしてほしい」
私「はい、わかりました」
彼「なにその態度」
私「なんの背景もわからずに付き合うの、上辺だけの関係やなって思うけど」
彼「その話し方の方が俺からしたらよっぽど上辺の関係やと思うけど」

というような流れで、喧嘩した。
仲直りできるかどうかは不明。笑

そこでわたしは考えた。

わたしは本当に元カノのことを知りたいのか?何が気になってこの質問をしてしまうのか?

答えは、彼の気持ちに確証が持てないからだと気付いた。

元カノのことをもう何とも思ってないなら話せるよね?と言ったら、「聞いたところですねるでしょ?」と返すけど、それはわたしの質問に対する答えじゃない。

わたしがほしい答えは「俺にはお前だけだから」という意味が含まれた言葉だった。

彼はその言葉をわたしにくれない。

だから何回も聞いてしまうんだと思う。
わたしだって別れた女との思い出話なんか聞きたくない。比べる意味もない。そんなことはわかってる。

それでも気にしてしまうのは、彼の中に存在しているのは本当にわたしだけなの?という不安に、安心できるだけの答えをくれないから。

わたしは、安心したいのだ。

歩み寄ることは可能だけど、どちらにもある程度の我慢が伴う。
その我慢をする価値がお互いにあるのか?


あー、喧嘩って精神の消耗がすごい。笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?