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幸せは、保障された未来だ

これは、『女ふたり、暮らしています。/著キム・ハナ&ファン・ソヌ』という韓国のエッセイに書いてあった一節。

P.200「幸せは、バターだ!」より

幸せって何?って思うことありませんか?
わたしはたまに考えてしまうことがあります。

"食べてる時(寝てる時)が1番幸せかな〜"とかよく聞きますけど、そんなありきたりなモテ目線の回答、おもしろくないんですよね。笑

いや、食べることってつまり、好きなもの食べられるだけのお金があるってことじゃん?みたいな。
結局お金があることが幸せなの!?幸せはお金の上に成り立ってるの!?みたいな。

否定はしないけど、もうちょっと夢のある答えがほしいじゃないですか。笑


そして、昔買ったエッセイをなんとなく読み返してたら、このタイトルにある言葉が出てきて、「幸せは、保障された未来」って表現が秀逸だな〜と思いました。

世界には、食べることや寝ることといったそんな"当たり前のこと"が叶わない生活を余儀なくされてる人もいて、
たしかにそれを思えば、食べるものに困らなくて、暖かい場所で眠ることができるのは圧倒的に幸せであることは間違いない。

でも、その答えにはあんまりセンスを感じない。笑

と思ってる矢先、タイトルにあるこの言葉がすごく響いて。
とにかくシンプルでクール!!!!

このエッセイでは、
近所にある食堂のスープがとっても美味しくて、食堂に行くたびに"次はいつ来られるだろうか"と思っていたけど、ある日お持ち帰りできることに気付いた。
未来においしいスープが保障されている今日と、そうでない今日は明らかに違う。
というような内容が書かれていて。

今日家に帰ったらお風呂に入ってベットで眠ることができる、明日好きな人に会うことができる、週末家族とご飯を食べることができる、、などなど、
まさに「幸せは、保障された未来」だと思いました。


だから、誰かに会うとか、どこかに行けるとか、何かを食べるとか、そういういつか訪れる未来に、わくわくできる約束が保障されている今日を過ごしたい(*^^*)

もちろん、その未来を迎えに行くためにはお金が必要だから毎日働くし、まわりの人も大切にする。

そんな感じで、どうでしょうか?笑

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