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「にじさんじ麻雀杯 花鳥風月戦」感想 ルイス・キャミーと空星きらめに注目して

本記事は2021年5月22日に行われた「にじさんじ麻雀杯 花鳥風月戦」の感想記事です。

※ 記事内にYouTubeの配信アーカイブへのリンクがかなり多いので、読み込みに時間がかかるかもしれません。
※ 長い文章が苦手な方は見ない方がいいかもしれません。

(以下「にじさんじ麻雀杯 花鳥風月戦」配信アーカイブへのリンク)


タイトルにありますように今回の記事では、今回の企画の主催であり司会進行・実況解説・花チーム(チーム名:花より団子)の大将を務めあげたライバーのルイス・キャミー
及び風チーム(チーム名:ムーンウォーカーズ)の先鋒を務めたライバーの空星きらめ
こちらの両名にフォーカスして書いていきたいと思います。

なぜこの二人なのかというと、今回の出場メンバーの中で特に好きなライバーがこの二人で、麻雀配信に限らず普段の配信をよく見ているからです。


また、本記事を書くにあたって、にじさんじ非公式wikiにじさんじコメント検索配信アーカイブのコメント欄に残されているタイムスタンプ付きのコメントを参考にさせていただいています。

日々サイトの整備や内容の編集をしてくださったり細かいタイムスタンプコメントを残してくださっている方々、本当にありがとうございます。

そして、私はこの記事の公開によってこの両名をカップリングとして見ることを推奨したり、両名それぞれの事情や意思に反して積極的・定期的なコラボ配信等の活動を熱望する等の意図は一切ない、ということも申し添えておきます。

また、麻雀について素人なので、誤字脱字、記載情報の間違い等ありましたら、コメントにてご指摘いただけますとありがたいです。



「にじさんじ麻雀杯 花鳥風月戦」開催まで(ルイス)


かなりざっくりではありますが、今回の「にじさんじ麻雀杯 花鳥風月戦」が開催までにどのような経緯を辿っていたのか、ルイスにフォーカスして書いていきたいと思います。

具体的にどういった準備や連絡をしているかについてリスナーの側からは知る由もないわけですが、ルイスが日々の配信の中で度々情報を小出しにしてくれていたので、それらをまとめて記載しておきたいと思います。

色々調べて確認はしましたが、情報の抜けや間違いはコメントにてご教示いただけますと幸いです。


自身が主催する麻雀大会企画とその開催について、配信上で初めて言及されたのは今年1月に行われた「新春!にじさんじ麻雀杯2021」を振り返った配信の最中でした。
(以下、2021.1.12 配信の該当アーカイブへのリンク 26:35 ~)

自身の麻雀の師匠である牛さん(齋藤豪プロ)への思いを語る中で、自分でも大会をやってみたいという気持ちがあるということ、そして今回の大会で役満賞が出なかったという話から、それを次回の大会へ持越すこと、今大会の盛り上がりを見て次回大会の開催に他のライバーも的な意欲的な姿勢を見せていることを話していました。


大会で主催を務めた舞元啓介による振り返り配信内でも、次回大会の主催はルイスに引き継ぐという話がされていました。
(以下、2021.1.13 配信の該当アーカイブへのリンク 35:34 ~)

前回の「にじさんじ最強雀士決定戦」と今回の「新春!にじさんじ麻雀杯2021」の主催を務めた自身の経験を踏まえて、この次の大会企画はルイスに渡して任せて大丈夫だという確信を得たので次回大会はルイスに引き継ぐ、ということを話していました。

少し話は逸れますが舞元は、ルイスに役満賞の肉を渡せ!というコメントに対して、確かにMVP的な活躍と貢献をしたけれども役満賞の肉は役満をあがった人のためのものだ、という話もしていました。

ここで語られた役満賞とその賞品に対するこだわりは、決して勝つことだけを目的としないロマンを追い求めるエンタメ性の高い麻雀をライバーはやっていいしそれが許されるのがにじさんじの麻雀配信だと、舞元啓介というライバーがある種にじさんじイズムのようなもの、多くの人に楽しさを届けるライバーだからこそやれる見栄えやロマンを第一に追求する麻雀の打ち方を許容して大切にしていることが感じられる場面だったと個人的には思います。


話は戻りますが、社築雑談配信にて、大会での自分の活躍を褒めてくれていたことを聞いてとても嬉しかったということも、ルイスは配信で話していました。
(以下、2021.2.2 配信の該当アーカイブへのリンク 2:11:17 ~)

多くの視聴者が集まる大型企画に実況解説役として参加するにあたって迷惑をかけないようにと頑張っていたからこそ、同じ役目を務めた先輩のライバーから最上級の褒め言葉をもらえてとても嬉しかったということや、にじさんじの中では後輩にあたるライバーも積極的に大きな企画を開催できるようにという先輩ライバーからの配慮を感じつつ、バトンを渡された方の自分は企画の立案や準備をこれから頑張っていく、という意気込みが聞けました。


その後は自身の雑談配信の中で、師匠の牛さん(齋藤豪プロ)と一緒に出演する天鳳の公式イベント「天鳳位×Vtuber杯 ~牛さん&ルイス・キャミー~」の告知の後に、雀魂の方でも4月か5月に何か大きなことができるかもしれない、と思わせぶりなことを言っていたりもしました。
(以下、2021.2.27 配信の該当アーカイブへのリンク 1:53:00 ~)

こういったポジティブな思わせぶりな言い方は、まさかあれのことなのか?と思わされて、ルイスの今後の動きに注目したくなると同時に期待してしまいます。


また、ARKの配信の中でも、準備を進めている企画の告知がそろそろ出来そうだという話をしていました。
(以下、2020.4.4 配信の該当アーカイブへのリンク 47:12 ~)

運営サイドから頼まれてルイスが人集めのために声かけをしたということや、大人たちの会議の中でかっこよかったり綺麗な四字熟語を検討したという話がされました。

今になって思うと、この会議で検討していたのは今回の大会のチーム分けに関わるサブタイトルである「花鳥風月」のことだったのかな、と推測できそうです。


その後は、4月14日の麻雀配信の最後にちらっと裏で色々動いていることを話していたり、
(以下、2020.4.14 配信の該当アーカイブへのリンク 3:24:28 ~)


ARKのボス討伐を行ったコラボ配信の最後にも、天開司とのダブルMCの雀魂の公式新番組「社務所通信 -しゃむつう-」、及び自身がゲスト出演する「雀魂麒麟戦2021」の宣伝をする中で、4月28日に何かあるかも?と告知してくれていました。
(以下、2020.4.16 配信の該当アーカイブへのリンク 2:10:56 ~)


4月19日の雑談配信の中では、新衣装や企画の準備・連絡・確認事項でマネさんもルイスもてんやわんやだという話もしていました。
(以下、2020.4.19 配信の該当アーカイブへのリンク 1:59:04 ~)


そして来る4月28日、ルイスは自身のTwitterにて「にじさんじ麻雀杯 花鳥風月戦」の開催告知をし、翌日には自身のチャンネルにて、大会概要・ルール・出演メンバー等の紹介・説明をする配信を行いました。
(以下、ツイート及び該当配信アーカイブへのリンク)


これはごく個人的な意見ですが、一旦告知されてしまったが最後、今現在の企画の進捗状況がどうなっているかということは、熱心に推すリスナーにとっては興味があって気になることの一つだと思います。
リスナーがライバーに対して過剰に企画の進捗状況を問い合わせるような行為を良しとして推奨したり、その是非を問う意図は全くありません。

そういったリスナーの心情にも気を配りつつ、言える範囲で情報を小出しにしてくれていたルイスからは、いつも自分を見てくれているリスナーへの気遣いや優しさが感じられるようでした。

こういった推しはすごいぞフィルターがかかった物言いはオタクがしばしばやってしまうことではあるとして、それを抜きにして考えても、期間を空けながら情報を小出しにすることで「あれどうなっているんだろう」と思うリスナーに対しても「そういえばそんなことも言っていたな」と思い出すリスナーに対しても等しく訴えかけることが出来て、結果として自身に興味を向かせ続けることができると思います。
(開催までの期間を振り返ってみると少なくとも自分はそうでした。)

これをルイスが意識してやっていたのかどうかはわかりませんが、意識的な行動だとしたら人心掌握術に長けていて単純にすごいですし、そうではなかったとしても本当に上手な告知方法だったと個人的には思います。



大会開催告知後(ルイス)


無事に大会開催の告知を終えた後は普段通りの配信活動を行いつつ、麻雀の配信では段位戦でラス取ったら即終了という攻めた配信を行い、見事一回もラスを取らずに七局を打ちきって終了し、確かな実力を見せてくれました。
(以下、2020.5.8 配信の該当アーカイブへのリンク)


大会前日にはリスナー待望の麻雀配信用の新衣装のお披露目配信も行われました。
(以下、2020.5.21 配信の該当アーカイブへのリンク)

こちらの新衣装の方もちょくちょく情報が小出しにされていて、とうとうお披露目ということで告知された時からとても嬉しかったのを覚えています。

自身が主催する麻雀大会というハレの場にも相応しい煌びやかな衣装で、普段の黒・赤を基調とした衣装とはまたうってかわって、白・青・金の色づかいがルイスの金髪にもよく合う素敵な衣装だと思いました。

自身のモチーフでもある蝶や薔薇の意匠も所々に用いられていて、何匹いるか数えてみてね、という発言もルイスからあったりして、終始楽しくて嬉しいお披露目配信でした。

前髪をおろした新髪型新しい怪盗マスクも同時にお披露目され、そちらもよく似合っていて素敵でした。


そして、夜には花チーム(花より団子)の面子が一同に会して、練習配信を行いました。
(以下、2020.5.21 配信の該当アーカイブへのリンク)

この場面では何を打牌するのが正しいのかといったような質問・疑問を気兼ねなく口にできる雰囲気があり、場面ごとの最適解についてそれぞれで話し合っている場面もあって、正しく真剣な練習配信だったと思いました。

とはいいつつも、叶君が冗談や軽口を言って楽しい空気になる場面もあったりして、決して真剣なところだけではないその辺りの塩梅や匙加減は配信者としての技量があってこそで流石だなと思いました。



「にじさんじ麻雀杯 花鳥風月戦」本戦(ルイス)


そして5月22日、「にじさんじ麻雀杯 花鳥風月戦」が開催されました。

始まる前にはTwitter上で風チームの面々が、ふわっちがまだ起きていないということを呟いていたりで、波乱の幕開けになるかと一笑いする場面もありました。
(ふわっちは風チームのツイート後すぐに現れたので、無事間に合って良かったという感じでした。)


にじさんじ公式の配信枠では前回大会に引き続き、ルイス・キャミー、舞元啓介、社築、ジョー・力一が揃い、司会進行・実況・解説を務めました。

大将戦では実況解説の面々が卓につくため剣持刀也がピンチヒッターとして実況解説を務めることになっていましたが、直前になって天宮こころも解説補助として参加することが告知され、色んな意味でリスナーが盛り上がっていたのが面白かったです。


中堅戦を終えたところできらめの属する月チームが逆転し一位、ルイスの属する花チームは二位、風チームは三位、鳥チームは四位という結果でした。

月チームはこのままリードを守り切れるか、はたまた他チームは逆転なるのか、というところで大将戦が始まりました。

(以下、大将戦ルイス配信枠アーカイブへのリンク)

配信トラブルによりBGMやボイスが流れていない時間もあって、大将戦だからこその独特な緊張感が更に高められているようにも感じられ、見ているこちらも雰囲気に引き込まれるようでした。

緊張の中でも喋りながら歌いながら悩みながら麻雀を打つ姿は、これぞ配信者だという覚悟や意地を感じるようでした。

私は麻雀について素人なので細かいところについては詳しい方の感想や解説にお任せするとしても、配牌の厳しさに負けず打ちきって最終二位につけたジョー・力一の粘り強さ、ここぞというときに勝負手を引き入れる舞元の勝ち運の強さ、後半戦の魔王社築の怒涛の連荘など、それぞれが真剣に目の前の麻雀に、勝負に向き合っている姿には興奮させられましたし、目を見張るものがあったと思います。

そんな中でも特筆すべきで、各所から称賛の言葉が特に多く聞かれるのは、ルイスが社築の当たり牌である西を見事にビタ止めした場面だと思います。

その時私は公式の配信枠とルイスの配信枠ときらめの同時視聴枠を三窓していたのですが、公式枠ときらめの同時視聴枠では放銃やむなしといった感じの雰囲気でしたがルイスがいつまで経っても西を切らないことへの驚きと称賛のコメントが徐々に増えていって、ルイス視点からだと西の危険性は低めではあるもののより安全な牌を切っていく堅実な打牌を見ることが出来て、結果的にルイスの実力の高さを多くの人に知らしめた印象的な場面だったと思います。
ルイスがお見事すぎて、無事に流局した時には画面の前で拍手して叫んでしまいました。というかルイスがアガった時はずっと拍手してました。

力ちゃんがリーチしてそれに追っかけてルイスがリーチして更に社さんも追っかけリーチ、というバチバチの殴り合いの場面でツモあがりして跳満、ここぞというときにツモ運を引き寄せたところもめちゃくちゃかっこよかったです。かっこよすぎて思わず泣きました。ルイス・キャミーは世界一かっこいい。

リードを保ったままのオーラスは高めを狙う社さんを牽制しつつリーチをかけ、その後社さんに追っかけリーチされながらもロンあがり、結果として二半荘どちらも+で終えて、チーム戦としてはこれ以上のものはないであろう素晴らしい結果を残したと思います。

昨年から「にじさんじ最強雀士決定戦」「雀魂バーチャルインターハイ」「新春!!にじさんじ麻雀杯2021」と戦ってきて、今回の「にじさんじ麻雀杯 花鳥風月戦」で、チームとしてではありますが、ルイスにとって初めての優勝を勝ち取りました。

過去の大会では悔しさを滲ませる場面もあったりしましたが、ルイスが今まで麻雀に向き合ってきた時間、ひた向きな努力が遂に実を結んで、見ているこちらも本当に嬉しい瞬間でした。

大将戦終了後のあいさつでは優勝チームの大将及び今回の大会企画の主催者として、同じチームの仲間、実況解説と同卓した大将の面々、大会に参加してくれたライバー、運営サイドのスタッフ、最後まで見てくれたリスナーへ最大限の感謝を述べて、つつがなく大会は終了しました。



大会という場での麻雀について(牛さん・ルイス)


この二人について個人的に印象に残っているのは、「新春!にじさんじ麻雀杯2021」を振り返った配信での一幕です。
(以下、2021.1.12 配信の該当アーカイブへのリンク 24:18 ~)

大会後に送られた師匠からのチャットを読んで、本番では割り切っていた感情がぶり返し改めて様々な思いを噛みしめたことを語りつつ、次の大会では師匠にもっと喜んでもらえるように頑張ります、という宣言を師匠にしたことを話してくれました。


そして、今回の大会直後の牛さん(齋藤豪プロ)の配信では、弟子についてのコメントや言及がありました。
(以下、該当配信アーカイブへのリンク)

ルイスの実況解説についてその上手さ、現在のルイスの実力やそれを鑑みて自分の教えたことがどう活きたのか、師匠ならではの視点から今回の西ビタ止めについての解説、実況解説役として長時間喋りっぱなしの大会企画の中で選手として最大限の実力を発揮することの難しさなどについて、色々なことを話してくださっています。
ぜひご覧になってみてください。

師弟関係において師匠が弟子に対して、これは100点満点で言うことなし!という日が来ることはほとんどないとは思いますが、牛さんの語り口からは師匠として厳しいことを言いつつも弟子の確かな成長を感じて嬉しく思っている気持ちも同時に感じられるようでした。

牛さんは大将戦のルイスの個人枠にもリアルタイムでチャット欄にコメントを残してくれていたりして、互いが互いをリスペクトし合っている素敵な師弟関係だと改めて思いました。




「にじさんじ麻雀杯 花鳥風月戦」本番まで(きらめ)


空星きらめにフォーカスして「にじさんじ麻雀杯 花鳥風月戦」開催までを振り返ろうと思うと、個人的にはやはり年始の「新春!にじさんじ麻雀杯2021」から振り返るのがいいと思います。
(以下、2021.1.9,10 配信の該当アーカイブへのリンク)

普段は半荘戦をメインに打っているために東風戦に対して苦手意識があったそうで、大会ルールで予選は東風戦で戦わなければいけないという逆境の中、二連続の跳満ロンあがりで見事予選H卓一位通過を決めました。

予選通過と同時にチャンネル登録者数10万人を達成し、きらめにとってもリスナーにとっても非常にめでたい日になったのを覚えています。

翌日の準決勝B卓では激渋配牌に苦しめられ見ている方にも麻雀の厳しさが伝わってくるような戦いで、粘り強く打って逆転の勝負手を待っていましたが、惜しくも三位敗退となってしまいました。


大会後の振り返り配信では敗退の悔しさをにじませながらも、大会企画で新しく自分を知ってくれた人に感謝の言葉を述べていました。
(以下、2020.1.10 配信の該当アーカイブへのリンク)


新春にじさんじ麻雀杯の後にも定期的に麻雀配信を行っていたきらめですが、花鳥風月戦の開催が告知された後には、金の間での段位戦(大会と同じ半荘戦)でラスを取ったら即終了の配信を行っていました。
(以下、2020.5.4 配信の該当アーカイブへのリンク)

今までのきらめの麻雀配信は対局時に使用できるキャラクターアバターのガチャ配信やリスナーとの友人戦の配信がほとんどで、にじさんじの中では高位の雀傑段位保持者でありながらも、段位戦で真剣勝負をしている姿については中々配信では見ることができない、という印象が個人的にはありました。
配信しながらの麻雀はマルチタスクの極地で本来の実力を発揮するのが困難だということは百も承知の上ですし、これから段位戦配信を積極的にやってほしいという希望・要望を書いているわけではありません。

この配信では最初の半荘戦でラスを取ってしまって即終了配信のエンタメとしては成功だと個人的に思いますが、真剣勝負の麻雀としては芳しくない結果になってしまいました。


笑いと悔しさが同居したこの配信の後、雀魂の中で最高段位である魂天の保持者である個人勢Vtuberの千羽黒乃に自分から声がけして、麻雀の教えを乞うコラボ配信を行いました。
(以下、2020.5.8 配信の該当アーカイブへのリンク)

一手一手丁寧に考えながら打つことを意識して友人戦で三回の半荘戦を行い、その牌譜の検討にたっぷり時間を使った配信でした。

きらめは牌譜検討は今までほとんどやってこなかったらしく、千羽先生からは独学で雀傑まで登りつめたその実力が改めて評価されていました。

今まで独学で麻雀をやっていたきらめが千羽先生から的確なアドバイスを受けて、勝ちに近づくための実践的な理論を逐次納得しながらどんどん吸収していくさまを見ていると、こちらも一緒に授業を聞いて勉強しているような感覚になって楽しめて、とにかく内容が濃い配信でした。

途中にショタコン同士で一瞬通じ合う場面があったりして、それも面白かったです。


コラボ後の雑談配信でも、千羽先生へコラボを打診した経緯を話していました。
(以下、2020.5.8 配信の該当アーカイブへのリンク 26:32 ~)

同配信の 5:05:34 ~ でも、千羽先生の声の魅力や麻雀の教え方について話しているので聞いてみてください。


大会前には月チーム(ムーンウォーカーズ)が一同に会し、合同練習配信を行いました。
(以下、2020.5.19 配信の該当アーカイブへのリンク 26:32 ~)

今まできらめと中々絡みがなかった面子で会話が交わされているのがもう既に面白くて新鮮でした。

でびちゃんからの呼称が「ぽてちおんな」に新しく決まったり、力ちゃんが若者の流行りに乗りたくて「#ムーンウォーカーズWIN」のハッシュタグが決まったりして、チームの雰囲気もとても良く、見ていて楽しい練習配信でした。


大会前夜には友人戦配信を行い、最後の追い込みをしていました。
(以下、2020.5.21 配信の該当アーカイブへのリンク)


大会当日は先鋒として出場しました。
(以下、2020.5.22 配信の該当アーカイブへのリンク)

年始の「新春!にじさんじ麻雀杯2021」の準決勝で同卓したグウェル・オス・ガールとも再び相まみえることとなり、もはや盤外戦術とも言えるようなグウェルの独特で巧みな話ぶりにも対応して舌戦を繰り広げつつ、自身が振り込んでしまった直後に取り返すような、持ち前の負けん気を発揮してバチバチに殴り合う場面もありました。

前半の半荘戦は点数が大きく動くことがほとんどなく、それぞれが虎視眈々と確実なアガりを狙っていてひりついた緊張感が場に満ちていて、見ていて目が離せませんでした。

後半の半荘戦は、静岡様ことリゼ・ヘルエスタ第二皇女殿下のロイヤルリーチ(速い巡目で手牌がピッカピカな豪華な手牌でのリーチ)であったり、ロイヤルツモ(素晴らしいツモ)であったりが炸裂していました。
野良猫こと文野環も放銃が多く厳しい戦いを強いられましたが、オーラスで四暗刻も十分狙える配牌で一発逆転の可能性がありましたが、イーシャンテン時点での不要牌全てがダマで張っていたきらめの当たり牌になってしまうという、残酷かつ運命的な幕引きとなりました。

今回のきらめの放銃は前半戦でのグウェルへの一回だけで、前回大会と比べても確かな実力の向上を結果で示せていると思いました。

前回大会の準決勝の激渋配牌と無念の敗退を見ていたので、先鋒戦一位通過という素晴らしい結果に、画面の前で手を叩いて喜んでしまいました。というか思わず泣きました。よかった……!

大舞台での活躍を夢見る高校生である空星きらめは、今回の大会で実力を十二分に発揮して、観客に素晴らしい活躍を見せてくれました。


先鋒戦終了後にはゲリラで公式視点の同時視聴枠を取ってくれました。
(以下、ツイート引用)

先鋒戦の結果の嬉しさと応援への感謝を改めて述べつつ、リスナーと一緒にチームメンバーのでびでび・でびる、剣持刀也、ジョー・力一を応援しました。

中堅戦の応援の最中には天宮こころ、大将戦の応援にはでびちゃんも急遽駆けつけてくれて、一緒に同時視聴を盛り上げてくれました。

あまみゃとの同時視聴では、二人とも麻雀を好きで勉強しているライバーだということもあり、打牌一手一手にリアクションを取っていたら自然と二人の視点からの実況・解説が始まっていって、見ていてめっちゃ面白かったです。

でびちゃんとの同時視聴では二人のおそろしくて(かわいい)盛り上がったリアクションが沢山見れて、一緒になって応援している気分を目一杯味わえて目の前の麻雀に自然と熱中できるいい雰囲気でした。

自分の出番が終わったとしても熱量が冷めずゲリラ的に配信を取ったり突発コラボに繋がっていく感じはライブ感があって、見ていてとても楽しかったです。

何よりきらめが色んなライバーと楽しそうに交流している姿を見ることができて、個人的には万々歳でした。
(以下、配信アーカイブへのリンク)

アーカイブの 43:05 ~ では自身の麻雀のルーツルイスとの関係について語ってくれているので、興味がある方はぜひ聞いてみてください。



交流(ルイス・きらめ)


ここでは表題通り、ルイス・キャミーと空星きらめ両名の交流や配信外のエピソードトークについてまとめたいと思います。

時系列順に配信アーカイブへの時間指定リンクを並べ、それについての簡素な説明だけを記載するに留めますので、興味がある方はぜひご覧になってください。


①雀傑への昇格を報告するきらめがかわいいという話
(以下、2020.1.12 配信の該当アーカイブへのリンク 7:50 ~)


②マイクラにじさんじ鯖内のきらめ宅そばにリー棒を建設するいたずら(配信外で柵の中にいる鶏を殖やすいたずらもしていたらしい)
(以下、2021.1.30 該当アーカイブへのリンク 30:43 ~)


家の前のリー棒を目の当たりにしたきらめ
(以下、2021.2.3 該当アーカイブへのリンク 4:11 ~)


ライバーをデフォルメイラスト化する企画配信「にじさんじた〇ごっち化計画」の中で赤の組織を取り上げた際にルイスを描くきらめ
(衣装の細かい装飾・アクセサリー・黒子などについても、思いのたけをぶちまけています)
(以下、2021.2.6 該当アーカイブへのリンク 2:17:50 ~)


⑤きらめのモンハン配信を見たら笛を使っていてびっくりしたことや、一緒に遊びたいと話すルイス
(以下、2021.3.29 配信の該当アーカイブへのリンク 2:12:42 ~)


麻雀をちゃんと覚えようとしたきっかけはルイスとの関わり
(以下、2021.5.22 配信の該当アーカイブへのリンク 45:26 ~)



大会の振り返り配信(ルイス・きらめ)


ルイスときらめはそれぞれ、大会を振り返る感想配信を行っています。

(以下、きらめの該当アーカイブへのリンク)

応援してくれたリスナー、同時視聴枠に来てくれたあまみゃとでびちゃん、チームメンバーへの感謝を述べていました。

同時に先鋒戦の牌譜検討も行っていて、自分の打牌を一手一手丁寧に検討していました。

牌譜検討の最中にはリゼ皇女殿下がチャット欄に表れ、同じ宅を囲んで戦った相手で互いの健闘を称えあっていました(末代まで……)
これは個人的な感情ですが、千羽先生とのコラボ配信から色々学んで、更に勉強熱心になったんだなと思いつつ見ていました。

先鋒戦で盛り上がったグウェルとの殴り合いの場面や、皇女殿下のロイヤル麻雀、半荘戦二戦目のオーラスでの野良猫からのロンあがりについても言及があったり、他の卓のチームメンバーの活躍を振り返ったりで、大会全体を通して感想・自身の麻雀についての総評を述べていました。

また麻雀に関するイベントや大会へ参加したい!と意欲的な姿勢を見せていたり、雀豪への昇段に挑戦したい!という決意も聞けました。

空星きらめがこれからも麻雀を楽しみつつ真剣に取り組んで実力を高めていく姿や、大会やイベントなどの大きな舞台で活躍する姿を見ることができそうで、その時がとても楽しみです。


(以下、ルイスの該当アーカイブへのリンク)

改めて今回の大会の開催までの経緯についてもルイス自身の口から語ってくれているので、見ていない人がいたらこの記事を読むよりとにかくルイスの配信を見てください、できるなら最後まで、という気持ちです。

各方面に感謝を述べつつ、大会の裏話的なことや、今回参加してくれた色々なライバーに対しての感想や麻雀のプレイングについての所感を、主催としての立場・選手としての立場の両方から網羅的に述べていました。

各所で話題になった西止めについても、卓についていた当時のルイスからの視点や感情を交えて解説してくれていました。
その話をしている時に牛さん(齋藤豪プロ)もチャット欄に表れてくださってルイスへ賛辞の言葉を投げかけていました。
また、牛さんが大会直後の自身の配信で、ルイスの麻雀を見て何度も台パンしそうになった、と発言していたのを既にルイスが知っていて、牛さんがそこをツッコまれていたのは見ていて面白かったです。

実況・解説についても、前回大会の反省点を活かしつつ麻雀プロの小林美沙プロの動画を見て勉強していたということが語られていました。
牛さんの配信でも今回のルイスの実況・解説は誰かを参考にしているかもしれないと言及されていて、聞く人が聞けば解説の違いや上達具合もわかるんだなと思って驚かされました。

また、あの時ああすればこうだったかもしれない、ああしなくて後悔しないですか?などと、結果論で語られてしまう麻雀の難しさと同時に、打牌一手一手が運命的に作用して勝敗がひっくり返ることもあるかもしれないからこそ麻雀は面白くて楽しい、ということを熱を入れながら語る場面もありました。

ルイスは限られた時間の中の一瞬の判断で勝敗が決することの面白さを本質的に理解して真剣勝負を思いっきり楽しんでいるんだ、と改めて思わされました。

Twitterでもトレンド入りを果たしてVtuber界隈・麻雀界隈の内外を問わず今回の大会の盛り上がりが波及していったこと、これから始まる雀魂公式番組の社務所通信で共演する天開司や麻雀プロが大会の同時視聴配信をしていてくれたことについて、最大限の感謝と嬉しさを述べていました。

個人的に振り返り配信を聞いていて何より嬉しかったのが、優勝を待望していたリスナーに対して「優勝取ってきたよ!」と言葉をかけてくれたことです。

チーム戦だ個人戦だということは関係なく優勝できるかどうかは時の運も絡む話であって、リスナーが良い結果を望むこと自体そもそも不確実で不確定な話で、必死に頑張る選手をただ応援することしかできず相手に分不相応な期待を押し付けてしまう可能性もあることで、しかも優勝を一番喜ぶべきなのはチームメンバーやルイス本人であるべきなのですが、自分を応援してくれていたリスナーに優勝を持って帰ってこれたことを嬉しく思ってくれて喜びの凱旋報告をしてくれるルイスの姿が自分の目には眩しすぎて、自然と涙がぼろぼろ出てきてしまいました。

この感覚を言葉にすると、上手く表現できているかわかりませんが、「誰に強制されるでもなく見返りを求めるわけでもなく、好きで応援していたら突然今までやってきた何かが全て報われたような不思議な気持ちになって、意味が分からないままめっちゃ嬉しくて涙が出る」という感じでした。


ルイスは主催と言うことで大会直前は特に多忙だったこともあり、振り返り配信とは別に配信枠を設けて、新衣装お披露目配信からのスパチャをまとめて読みあげていました。
(以下、該当配信アーカイブへのリンク)

ルイスは普段の配信でも丁寧にスパチャを読んでしっかりリアクションを返してくれるライバーだという印象が個人的にはありますが、大量のスパチャ+4時間半の配信だとしてもそれは変わらず、終始丁寧だったのがすごいと思いました。

大会の話をする中では、雀力向上に伸び悩むきらめから相談を受けていた話など初めて話されたエピソードもあったり、スパチャ読みから脱線した雑談タイムではリスナーに波紋を呼んだオムライスゾーンの話や漫画の話があったり、ラジオ感覚で楽しく配信を聞くことが出来ました。


最後に


本記事ではルイス・キャミーと空星きらめにフォーカスして、私の「にじさんじ麻雀杯 花鳥風月戦」の感想を書きました。

この二名以外にも大会に参加したライバーは皆さん目の前の勝負に真剣に向き合っているのが伝わってきましたし、これぞにじさんじと言われるようなエンタメ麻雀も真剣勝負も、どちらも見ることが出来た前回の「新春!にじさんじ麻雀杯2021」とはまた違って、全ての試合に緊張感があって見ていてとても面白かったです。

楽しい企画・配信をありがとうございました。

次回を楽しみにしています。

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