【風紋 33】寄り道

タイトルをカウントアップしていくのを続けていくか悩んでいる。日付の方がいい気もするし、"風紋"を毎回付けるのもなんだか変な気もしてきた。タイトルをいっそ日付だけにしてみるか、とも思った。けど、タイトルのないほとんど過ぎ去って忘れ去られてしまうような日々にも名前を付けてあげられるのが、日記の良さではないか。無味乾燥な数字に集約されない時間を過ごしてやるんだという、自分への責任を果たす気持ちも込めて日々命名。

休憩時間にモルックをば。モルックはほんとにすごいスポーツだと思う。初心者でもすぐに参加できて、2人いればできる上に大人数集まってチーム戦をすることもできる。なんなら大人数でやった方が楽しい。初心者でもすぐにできるけど、ちゃんと実力をつければいいプレーに繋がるので上手くなりたいというモチベーションも湧く。ためらいもなく投げるやつもいれば、自分のルーティンをしっかり確かめながら投げるやつもいる。自然と作戦会議的なコミュニケーションと応援する時間が発生するので、終わった後はすっかり仲良くなっている。全方位設計し尽くされた最高のスポーツだ。
今日の最後の一投は、6を一本だけ倒せば勝ちという局面。もちろん狙いを定めて自信満々に投げた棒は、まんまと別のピンを小突いた。そしてそのまま6本倒して、結果勝利。思った通りに事が進まなくても、大きな収穫を得られるからモルックと人生はやめられない。

各方面から日記を読んでると、チラホラお声をいただく。ありがたい。
日記が故に決して何かの役に立つことを書くつもりは毛頭ないのですが、いつも通る小道に置かれている小石がなぜかどうしようもなく気になってしまう人を水切りにお誘いできたら最高です。寄り道への入り口。