ラディカル・インスタグラマー

彼らの主張は、もはや後戻りできない所まで来てしまっていると言える。

ラディカル・インスタグラマー(急進的映え至上主義者)のことだ。

過剰な装飾偏重主義が批判を招き、一時は滅びたかに思えたインスタグラマーだったが、弾圧は彼らを「非映え殲滅運動」と称し、地味な要素を実力で排除するまでに先鋭化させることとなった。

非映えの代表格である寺社仏閣は焼き討ちに会い、多くが失われた。
(首謀者であるyukahappy0922の撮影した法隆寺が燃え落ちる様は32万いいねが付いた)

これにより、ミニマリストの弾圧、ウーハー設置の義務化、食品のわたパチ化など、視覚のみならず「五感でも映える」ことの忖度を強いられるまでになっている。

そして今日、最も映えないとの烙印を押された北区は「❤️❤️ノース@TOKYO❤️❤️区」に名称が変更される。

つづく

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