夜は怖い

暗くて狭い部屋の中
ベッドの上で膝を抱えている

時計の音が規則的に鳴ることが気になって
ドアが風でガタガタ鳴ることが気になって
何となくスマホを覗いてSNSに目を通す

やはり夜遅くなると誰も活動していなくて
たまに見かける発信はネガティブなものばかり
人の暗い感情に引きずり込まれる感覚に陥りながら布団の中に潜り込む

真っ暗闇の部屋の中で私はいつもひとりぼっちだと思う
誰とも理解し合えずこのまま夜に溶けてしまって消えてなくなってしまうのではと思う

いつも周りに誰かがいてその誰かと交流をする事で私を私たらしめている
では誰かと繋がっていない私はなんなのか
誰かと繋がっていないと消えそうになる気持ちをどうしたらいいのか

自分で自分がわからなくなって
精神的に余裕がない日は被害妄想ばかりが増長して
結局私はこの場所に居たとしても独りなのだと勝手に思い込んでしまう

そんな事も考えられなくなるくらい自分の存在の意義を感じたい
誰にどう思われるではなく
私自身が私を必要と思えるようになりたい

好きな曲の歌詞に
ただあなたとだけ夜をやり過ごせたら
という歌詞がある
いつまでも超えられない夜を超えようと手を繋ぐこの日々が続きますように
という歌詞がある

みんな誰かと夜を乗り越えたいのだ
夜を乗り越える力を誰かと分かち合いたいのだ

空を見上げれば星や月が光っていて
この夜があるから生き物は体を休めて
朝も昼も活動できるのだ
夜には夜の良さがあって何も全部がこの暗闇に飲み込まれていくわけではない

しかし夜は暗くて怖い
遅くなればなるほどネガティブな思考は脅威を増して好き放題暴れていく
意識したくなくても気が付けば最悪の状態を考えてしまう
こんな時誰かの言葉が
体温が
想いが
寄り添っていてくれたら
誰かの心の支えになれたら

くだらないと一蹴して
ネガティブな思考をどこかへと消し去ってしまう様な強烈な光を
1人では超えられない夜を共に戦える仲間を

私は見つけたいのだ

あわよくば誰かにとっての

君にとっての光になりたい

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急にポエム読むのやめなー