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イメージと現実のギャップをどうするか?

いただき女子

「いただき女子」をテレビで知りました。直接会わずに恋愛感情やスケベ心を刺激してお金だけを巻き上げる女性のことだそうです。
一人の男性から数千万円のお金を引き出す「いただき女子」も少なくなく、そのマニュアルが販売されていると伝えていました。
さらに驚くべきなのは、そのいただき女子が引出したお金のほとんどをホストに貢いでいることです。
それが今年始まったものではなく、すでに数年前からSNSなどで注意喚起もされていました。
いただき女子にお金を渡している男性は中年でコツコツお金をためていた人が多く、お金がふんだんにある富裕層ではないそうです。
被害者が可哀そうに思えます。

国際ロマンス詐欺

これとよく似たのが国際ロマンス詐欺で、SNSなど知り合った外国人から恋愛感情を抱かせるメールなどで大金を引き出せる詐欺で、女性漫画家がその詐欺に出あい、顛末を描いたマンガを見たことがあります。

会ったこともない相手に恋愛感情を持たせて、大金を引き出す、通常では考えられませんが、それが成り立ってしまうのがSNS社会の恐さかもしれません。

これは新しい時代の犯罪に見えますが、人間が古来からだれもが持っているものが要因だと考えます。
幻を現実だと思い込む錯覚のなせる技ではないでしょうか。

第三者から見れば、恋愛感情や真心、本心で言っている言葉ではないのは明らかなのに、言われている本人は真実の言葉、愛の言葉だと思い込んでしまう不思議ですが、幻や幻影を現実、真実、本物だと思うことはだれにでも日常的にあります。

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