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自分らしさとは

最近、自分らしく生きようとか、自分を大切にとか、よく聞く。

学生時代、一生の友達だろうと思える友人に出会えたこと、本当に感謝しているし、卒業して10年以上経って、この学校に入学できたこと、出会えた友人はわたしの誇りだ。

でも、当時の私は両親が続けて欲しいと思っていただろう習い事や部活を早々にやめた。
15歳、初めてお化粧をして、遊びまわった。
きっとこんなはずじゃなかった、と両親は思ったであろう。

学校は楽しいけど、好きじゃない授業には全然興味がわかないからやる気も湧かない。
だから好きな教科しか上手くいかない。
でも好きなことはできた。
好きなことはやるけど、好きじゃないことはやらない。
それが当時のわたしのモットーでわたしの自分らしさだった。

人見知りだけど、人は好きだから
いろんな友達ができた。
譲れないものがあって、絶対に譲らないし、好きなことしかしない。
今聞けばただの我儘だし、それができたのは親のおかげだと言われてもおかしくないが
それも自分らしさだと思う。
(こんなことを大人ぶってクソ生意気に言っていた私のことを見守ってくれた両親には感謝でしかない。)

しかし大人になると、
仕事をすると、中々やりたいことだけをやるというのは難しい。

自分らしさとは?
わがままだ、とある人はいうだろう。
それは本当にわがままなのだろうか?
それをさせている方がわがままなのではなかろうか?本当の自分らしさってなんだろう?

【自分らしさ】という言葉をつかって
自分の我をただ通して故意に人を傷つける人がいるように感じる。
本当の意味の自分らしさとはなんだろう。

自分も大切に、その分相手の相手らしさを大切に。これは、自分らしさを追求する上ではとても大切にしたい。と、わたしは思う。

世の中で自分を大切にする文化が広まっている今
日本の侘び寂び文化や、おもてなしの心が減っているのではないかと感じて、悲しい気がする。

これすら勝手な想像で、エゴなのかもしれない。
これからも日々この議題に向き合って考えるんだろうなぁ、と思う。
一生答えが出ない気がする。笑

結局、自分らしさってなんだろう。

わからない。
だから、今ここにいることに喜びを感じて
目の前の選択を後悔しないようにしたい。

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