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東京旅行2。腕時計を見に行く。

東京に行くなら是非行きたいと思っていた時計屋さんがありまして。
一つ前の記事に書いた、東京旅行の際に寄ることができました。
今日はその事について。

腕時計は欲しいと思いつつなかなか踏ん切りが付かず……。
自分の中で何年も保留になっていました。
そんな時ネットで「nejicommu」の時計を見掛け、ぜひ実物を見てみたいなと思いました。

従姉妹に相談してみると彼女も興味を持ってくれたようで、一緒にスタジオショップへ向かうことに。
渋谷からバスに乗って向かう。
(料金先払いシステムのバスが初めてだったので少し戸惑った。)
住宅街の、アパートの一室のような所にありました。
白い建物の前に茂る緑が綺麗だった。窓から少し中の様子が見える。

ドアを開けると時計に囲まれた空間。
全ての時計が手作りで、どきどきしてしまう。奥のほうは工房になってるのかな?
作者さんがとても丁寧に、気さくに案内してくれて嬉しかった。
見たかった時計のサンプルをいくつか用意してくれていたり、お茶とチョコレートまで出してもらったり……。
物作りする人の手、かっこいいなぁと思いながら見ていた。

白い擦りガラスのような素材を使うことで、あえて何時かを明確には分からなくしている時計があった。
「時間にとらわれず、時間をゆっくり感じてほしい」というコンセプトらしい。
従姉妹(多忙な人)がそれに感じ入っていたのが印象的だった。
店を出てからも関心していた。

素敵な作品ばかりで散々迷った結果、「Ripples」という時計のSサイズに決めた。
数字が書かれていないすっきりとしたデザイン。
調べてみると「Ripples」は「波紋」、「さざ波」といった意味らしい。
シルバー部分に細かく入ったラインで表現されているのかな。
透明感があって綺麗な名前だなと思った。

結局一時間程お邪魔してた気がする……。
店を出ようとしたら雨が降っていて、ビニール傘を一本頂いてしまった。
何から何までありがとうございます……。
腕時計は出来上がり次第郵送してもらうことに。

帰り際、近くにある「塩見」というパン屋さんを教えてもらったので寄ってみる。
事前に教えてもらった通り人気のお店のようで、着くとパンは売り切れていた。
ビスケットが売っていたのでそちらを購入。
甘くない堅めのビスケットで、おかずのような味わいでした。美味しかった。

「かたい」とハンコが押された紙袋に入っているのがかわいい。


一ヶ月後ぐらい。
出来上がった腕時計が届きました。
ラッピングが丁寧に施されていて、開ける時わくわくした。
改めて見て、美しいなと思う。
小さめなのでアクセサリーのように使えて、でも甘さ控えめで。
そこにちゃんと時計としての機能性があって……。
アナログ時計ってロマンがある。
大事に、たくさん使おう。

旅行先を地域で選ぶのも良いけど、「実物を見たい」と思う物のために足を運んでみるのも良いですね。




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