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寄り添って背中を押してくれるもの

こんばんわ、大淀です。

この年末年始は人生が憂鬱すぎて、ずっと元気になりたくって、いろんな本を読んだりアニメみたり、趣味に没頭したりしていました。

そのとき読んだうちの1つが、昨日紹介した「無敵の未来大作戦」でした。

本当に本当に大好きな漫画なので、同じように悩む人…いやむしろ悩んでいなくっても、読んでいただきたいと思っています。

少し前(といっても数年前)にエッセイ漫画家のつづ井さんのnoteが話題になったことがありました。

当時もとてもいい文章だと思ったものですが、今こうやって傷心であるときに読むと…こう…沁みる沁みる…
自分ってダメなんだろうか?恋人がいたり、結婚したりしてないとだめなのかな?という、自分だけが取り残されているのではないかという不安感にそっと寄り添った名文だと思います。
「無敵の未来大作戦」もそうですが、それらを選ばない人生を自分で否定しなくていい!自分が幸せで楽しいと思える選択をしていい!という、前向きな感情が籠っていると思うのです。

こんな風に簡単に割り切れるものではないという反論(という意図はないと思いますが、対になるような文章とでもいいましょうか)も見かけたことがあります。
こういう文章や作品は、誰かの生き方を変えるという意味よりも、自分が歩もうとしている選択が間違っているのでは?という不安を抱いたとき、そっと寄り添って前を向かせてくれるものなのだと思います。

そりゃあ自分の人生の責任は自分しか取れないとは言うけれど、その大きな不安に立ち向かうときに一人ではなかなか向き合えない。
そういうとき支えてくれるのが、家族や友人であったり、そしてこういう作品たちなのだと思うのです。
誰かに背中を押してもらいたいときが誰だってあるから。

この世には人の弱みに付け込んで、不安を煽るだけ煽っただけのものもたくさんあります。
しかしその不安や焦りの責任を、それらは取ってくれない。
それならば優しく寄り添ってくれる、元気をくれるもののほうがずっと、心の中に置いておきたい。
私はそう思うのです。

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